息子が娘へと性別を変え、そんなわが子から勇気を貰って、その母親が今度は男性へと性別を変えることを決意した、あるトランスジェンダー親子のニュースをお届け。

コスモポリタン アメリカ版によると、母親のエリック・メゾンさん、そして15歳の娘コリーさんは2人とも、生まれた時に与えられた性が自身のアイデンティティに一致しないと感じていたそう。4年前、コリーさんは両親に「自分は男の子として育てられてきたけれど、本当は女の子なの」と告白。そして去年、意を決したコリーさんの母親も、性別移行をして"エリカ"から"エリック"になることを家族に打ち明けたのだとか。

"時として、親は子どもに人生を導かれることがあります。14歳のコリーさんは、この数年をかけて男の子から女の子へと社会的な性別移行を果たし、そして彼女は、母親にも女性から男性へと性別を変える勇気を与えることに。彼らはそれぞれ逆の性へと変化を遂げたけれど、いずれも自分の本当の姿に戻っていくという意味では同じ。初めてのテストステロン注射の後、エリカ(エリック)さんは「完全な自分になれた気がした」とコメントしました。"

デトロイト出身のメゾン一家は、この自分たちの物語をオーストラリアのテレビ番組『60ミニッツ』で語ることに。その中で、カミングアウトに至るまでに経験した精神的苦しみについて打ち明けたコリーさんとエリックさん。コリーさんは自身の幼少期の思いについて、「親を喜ばせたいとずっと思ってきました。でも、自分の本当の姿を知ったら嫌われるかもしれないとも思いました」とコメント。

一方エリックさんは「妊娠期はとにかく最悪でした」と話し、若い頃は「乳房切除をしたいとずっと思っていました」と告白。娘が自分にもカミングアウトをする勇気を与えてくれて、その後行った両乳房の切除手術により、今は「かつてないほど自分の体にしっくりきている」そう。

また、エリックさんの夫であるレスさんも、エリックさんを全面的にサポートしているのだとか。「僕はこの人自身に惚れたんです。もちろん女性としてもとても美しかったですが、同じくらい中身も美しかった。エリック自身が自分の外見に満足できれば、それは彼女…いや、彼の心の喜びにも繋がると思いますから」と、レスさん。

最後に、「私は5人の可愛い子どもたちに恵まれました。そして素晴らしい夫にも」と付け加えたエリックさん。「人生はこれまで以上に素敵になりました。いや、むしろ最高です」。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

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