相葉雅紀の口説き文句に視聴者騒然 『貴族探偵』ついに恋愛パート突入か?

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 “主人公が推理をせずに謎を解く”ミステリードラマ『貴族探偵』が、第4話を迎えた。『貴族探偵』は、貴族であること以外、一切謎に包まれた貴族探偵(相葉雅紀)が、自ら推理することなく事件を解決に導く異色の推理ドラマだ。女性に対して常に紳士的でありながら、高徳愛香(武井咲)にだけは、どこか見下した態度をとっていた貴族探偵。その態度から、高徳は貴族探偵に張り合って接していたが、第4話では貴族探偵の誘惑に落ちることとなった。

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 今回のストーリーで話題となったのは、ドラマのラストで貴族探偵が高徳にとった仕草だ。「女性たちを喜ばせるのは、貴族の嗜みですから」と、一貫したポリシーで彼女に話す貴族探偵。正体不明のベールに包まれ、行く先々で事件に遭遇する彼に、何者なのかと尋ねる高徳。彼女の頬を右手で優しく触り、「まだ足りていないようですね。潤い」と囁きながら顔をそっと近づけ、貴族探偵はニヒルなスマイルを放つ。貴族探偵率いる使用人たちの推理により、高徳が呆気に取られる表情を、貴族探偵が斜め上の例えで表現するのがこのドラマのお決まりとなっている。

 第1話では、「3日間寝てないヒトコブラクダ」、次に「発情期に恋人を奪われたマンドリル」、「シャチに噛み付かれたトド」ときて、第4話では「干からびたゴライアスガエル」。“潤い”は、それに対しての言葉だった。憤怒しながらも、探偵事務所に帰った高徳が一風変わった動物たちをWeb検索し、画像を見てショックを受け、また怒るというのも、ドラマのニヤリとするパターンになっている。父親が貴族探偵と繋がりのあるという玉村依子(木南晴夏)に、「何かあいつについての情報知らないんですか?」と質問を投げかける高徳だったが、「もしかして貴族様を好きになっちゃったとか?」という玉村のからかいに、あからさまに硬直する。初めて貴族探偵に触れられたことにより、恋愛フラグが立ったようだ。

 女性に対して、紳士的かつレディーファーストを心がけ、容疑者を口説き落とす貴族探偵。これまでの相葉雅紀のキャリアを振り返っても、刺激的な役柄と言える。貴族探偵は、2組の布団が並ぶ様子を見て、高徳に「楽しい夜になりそうですね」と言い放ち、また別のシーンでは、温泉に入り終えた高徳に「湯上りの女性ほど美しいものはありませんからね。浴衣美人を愛でることができるのは日本人の特権だ」と優しい眼差しで口説きに入る。どこか自分を手のひらで転がすような態度と、使用人を使い推理をさせている貴族探偵に対して憤りを感じていた高徳であったが、貴族探偵が誰よりも早く事件の真相に近づいているのを見抜いたことによって、彼に対する印象が変わってきているように見える。

 また、これまでドラマのラストでは探偵事務所で過ごす高徳に、貴族探偵が忍び寄るシーンが描かれていた。第4話では、棚のファイルに貴族探偵の紋章が現れ、何かしらの関係があることが仄めかされている。貴族探偵が何者なのかという大きな謎と共に、高徳との距離の変化にも気を留めて観ていけば、さらにこのドラマを楽しむことができるだろう。(渡辺彰浩)