韓国大統領選挙の投票が日本時間のきょう9日(2017年5月)午前6時から始まった。「北朝鮮や日本に、韓国はどう向き合うのか」と司会の夏目三久が、最新情報をソウルにいる鎌田靖(元NHK記者)に聞いた。

きのう8日の選挙戦最終日は、有力候補が地方遊説からソウルに入り、集会は熱気にあふれた。

大統領罷免でヒートアップ

鎌田「大統領罷免という異常事態の中で、いつもよりヒートアップ、自分の一票で選ぶとの決意を支持者たちから感じます。こういう熱気は日本にはない」

最初にソウルに入ったアン・チョルス候補は、最新の世論調査で支持率トップのムン・ジェイン候補を意識して「ムン氏を選べば、派閥政治をまた見ることになる」と訴えた。そのムン候補は北朝鮮との対話が必要と指摘しながら「財閥企業をもう許しません」とアピールした。最後にソウル入りしたホン・ジュンピョ候補は北朝鮮への厳しい姿勢を強調し「北のあの子(金正恩委員長)をひっつかまえて、韓国をこれ以上脅迫できないようにします」と支持を求めた。

日本に対しては、従軍慰安婦問題の日韓合意にムン候補とアン候補が再交渉を主張、ホン候補は破棄を打ち出している。

龍崎孝(元TBS政治部長)「どれも外交上の信義にもとり、国際社会から相手にされなくなる。日本は相手にしないことが大事です」

韓国大統領選の投票はきょう夜8時で締め切られ、あす午前2時ごろには大勢が判明する。