エビ中・真山りか 「ファンの人の前では絶対に弱音は吐かない」

写真拡大

2009年のグループ結成以来、着実にファンを増やし続け、今やアリーナクラスの会場を埋め尽くすアイドルグループ「私立恵比寿中学」に今年2月、悲劇が訪れた。メンバーの松野莉奈が、わずか18歳にして急逝──。“あの日”を境に、メンバーの心境にはどんな変化があったのか? 4月24日発売の『クイック・ジャパン』vol.131で、グループ唯一の初期メンバーの真山りかは、このように語っている。

「あの日、私はオフでエステに行ってて。終わったあとスマホを見たら、ふつうかかってくるはずのない時間にお母さんから着信があって。そのあと藤井(ユーイチ校長)さんと(星名)美怜ちゃんからも連絡が来てて、なんだろう、誰か何かやらかしたのかな、美怜ちゃんだから文春か? またか、怒るぞって一瞬思ったんですけど(笑)。そしたら、お母さんからのLINEに『今朝方亡くなった』って書いてあって。

(中略)亡くなってから2日後ぐらいに会いに行ったときはまだ実感が湧かなくて。莉奈と対面した時も『なんで寝てんのよ松野!』ぐらいの感じで。2〜3日経って、やっと実感が湧いてきて。で、告別式で最後に棺桶が閉まっちゃうときにはワーッときたけど、それが終わったあと、また夢のようだなと思って」

なかなか実感が湧かず、「ただただ家でボーっとしてました」「あの1週間の記憶はあんまりないですね」という真山。しかし大事なメンバーとの別れは、真山に大きな変化を与えたようだ。

「私、ずっと50歳で死にたかったんですけど、これは死ねないな、ダメだなと思いました。50歳ぐらいだったらまだ周りで傷つく人、たくさんいるだろうなって。自分が弱った姿を見たくなかったんですけど、私は長生きしてたくさんの現世の話をあとで莉奈に届けてあげようと思って。最近は長生きできるようにちゃんとラーメン以外のご飯も食べてます」

辛い経験を経た彼女たちだが、4月22日からは春ツアー『今、君とここにいる』が始まった。「家に帰っても松野の載ってる雑誌とか見ちゃいますよね。会いたくてしょうがないんですよ」と語る真山だが、

「私たちはステージに立ってみなさんに感謝と力をお届けする立場だから、ファンの人の前では絶対に弱音は吐かないし、いましょげてる人たちはライブに来てもらって、私たちのパワーを全部持ってってくれればいいなと思います。ずっとライブがしたくてしょうがなくて、楽しいライブがしたい」

と、気合は十分。「姿かたちは見えなくても8人は8人」というエビ中からは、今後も目が離せなさそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.131(2017年4月24日発売/太田出版)