【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の罷免に伴う大統領選の投票が9日午前6時に始まり、選挙戦終盤まで優勢を保った進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補が同8時半ごろソウル市西大門区の投票所で妻と共に投票を済ませた。

 文氏は報道陣に対し、「国らしい国を築くため(保守政権からの)政権交代を必ず成し遂げるべきだという国民の願いが切実であることを感じた。多くの国民が投票に参加し、国らしい国を築くのに力を合わせてほしい」と述べた。
 また、他の候補も韓国をどう変えていくかについてのビジョンや政策を発表して一生懸命戦い、国民もそれぞれ違う候補を支持したとし、「選挙が終われば私たちは一つだ」と国民の統合を訴えた。
 旧日本軍の慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意に関する質問も出たが、文氏は「それはまたの機会に話す」と言い投票所を後にした。文氏は選挙戦最終日となった8日の演説で、「慰安婦合意は間違っていると日本に堂々と伝える」と述べていた。
 投票は午後8時までで、即日開票され、9日深夜から10日未明にかけて大勢が判明する見通し。
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