8日、台湾の蔡英文総統が日本語でツイートし、今月22日に開かれる世界保健機関総会の参加をアピールしたことに批判的な声が聞かれている。写真は蔡総統。

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2017年5月8日、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が日本語でツイートし、今月22日に開かれる世界保健機関(WHO)総会の参加をアピールしたことに批判的な声が聞かれている。環球網が伝えた。

通常は4月後半に送られてくるWHO総会の招待状だが、参加登録締め切りの8日になっても台湾当局に届かず、今年は参加が困難な状況となっている。これに関して中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の安峰山(アン・フォンシャン)報道官は8日、「一つの中国」の原則を強調し、参加できない原因は同原則を受け入れない民進党・蔡英文政権にあると強い姿勢を見せた。

WHO総会の参加に関して、蔡総統は日本語や英語でたびたびツイートしアピールしており、8日も日本語のツイートを投稿。4日に台湾の謝長廷(シエ・チャンティン)駐日代表が投稿した日本語をリツイートする形で、台湾が多くの人の健康と衛生を守ってきたとし、「国際社会に貢献する積極的な姿勢を堅持し、WHO総会への参加を実現したい」と書き込んだ。

蔡総統は今回のWHO総会に限らず不定期で日本語のツイートを投稿してきたが、そのたびにネットでは批判の声も聞かれている。今回のツイートに関しても、「トランプのつもりか?」とやゆする声があった一方、台湾ネットでは「台湾は遅かれ速かれ日本にこびを売ることによってつぶされる。私も日本で長年暮らしているが、毎日日本人の顔色をうかがっている。これでは尊厳などありはしないのだ」と批判的な声が聞かれている。(翻訳・編集/内山)