4月に新学期をむかえ、入園式や入学式、そしてクラス替えや転入など新しい環境でのスタートが始まったお子さんも多いのではないでしょうか?
どんなに運動をしても疲れない元気な子どもですが、精神的な負担は大人よりも敏感に感じやすく、心は大人よりも疲れやすいのです。毎年GWの連休をさかいに「学校に行きたくない」と言い出すお子さんが増えると聞きます。もし、わが子がそんなことを言ってきたらどうしますか? 今回は、そのときすべきママの対応をお伝えしていきます。

学校に行きたくないと言われたときの対応

1: 「行きなさい!」は禁句

「行きたくない」というお子さんに理由もきかずに、「ダメ、行きなさい!」と言っていませんか? 行きたくないと言うのには必ず理由があります。お友だちができない・うまくなじめない・仲良しの子とクラスが離れてしまった……想像すると行きたくないのがわかりますよね。「どうして行きたくないのかな? ママに聞かせて?」と優しく声がけをし、まずはその理由を聞き出してみましょう。
40歳・主婦のYさんは「娘が学校に行きたくないと言い出し、理由をきくとグループの輪に入れないからと言われました。無理に行かなくてもいいよ、ママは○○ちゃんの味方だよと伝えました。無理に行かなくてもいいと言われた安心感からか、頑張って行くようになりました」と言い、今ではすっかりお友だちと仲良くやっているそうです。行きたくないという気持ちを全力で受け止めたのが効果的だったのだと思います。

2: スキンシップを大切にする

これは私の実体験で、昨年と今年の2年連続で夫の仕事の都合で幼稚園を転園しました。息子が新しい幼稚園になじめず夜になると泣き出し、理由をきくと「寝てまた朝がくると幼稚園に行かなきゃいけないから寝たくない」と言いました。ですので、しばらくは抱きしめながら寝かしつけをして安心感を与えるようにしました。
園児や小学校低学年のお子さんはスキンシップを大切にしてみましょう。スキンシップをとることでお子さんにも愛情が伝わり、安心してくれるはずです。同時に「大丈夫だよ、一緒に頑張ろうね」と優しく声がけを添えるとよいですね。

3: 目標を作らせる

最初のうちは、新しい生活に慣れるまで「あと○回学校に行ったらお休みだよ。お休みはお出かけしようね!」など交換条件として、週末に楽しいごほうびを用意してあげるのも効果的です。わが家はしばらくの間、こうしたごほうび作戦をとり入れてきましたが、ある日をさかいにみずから「幼稚園に早く行きたい」と言うようになり、子どもの成長に驚かされるばかりです。
大人もなにか目標やごほうびがあると頑張れるものですが、子どもはなおさらです。慣れるまでは、こうしたごほうびになる、お子さんにとっての息抜きを増やしてあげるのもいいのではないかと思います。

しばらくはお子さんの様子を敏感に感じとってあげましょう。最大のサポート役はお友だちでも先生でもなく親だと思っています。なかでもママの存在は特別なので、お子さんがもし「行きたくない」と言い出したら、いったんその行きたくない気持ちを受け止め、同じ土俵に立ってあげるだけでも、お子さんの心は楽になるはずですよ。