しばしば中国のネット上では、日本人の行列好き、整列好きが紹介される。確かに日本では行列を作って秩序を守ることが多いが、中国人だって並ぶときにはちゃんと並ぶのである。ただ、行列を作る対象が外国人とは違うことが時としてあるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 しばしば中国のネット上では、日本人の行列好き、整列好きが紹介される。確かに日本では行列を作って秩序を守ることが多いが、中国人だって並ぶときにはちゃんと並ぶのである。ただ、行列を作る対象が外国人とは違うことが時としてあるようだ。

 中国メディア・中国新聞社は4日、「中国人観光客が海外でブランド品に行列を作る中、外国人は建物を見るために行列に並ぶ」とする写真記事を掲載した。記事は、3日にスペイン・バルセロナにあるブランドショップ前の写真を紹介。買い物に訪れた客が長蛇の列を作っており、その大部分が中国からやって来た観光客であると伝えた。

 そのうえで、このブランドショップから近い場所にある建築家ガウディの著名な建築物カサ・バトリョの前にも長蛇の列ができていたと説明。しかし、「高い入場料と長い待ち時間のために、中国人観光客の数は少なく、大部分が外国人観光客だった」としている。

 ちなみに、中国人観光客が列を成していたブランドショップは10-20分並べば店に入れたという。店員によると「ここ何日かは特にセールはやっていない。セールの時期になると、行列はさらに長くなる」とのことだ。通常時でさえ行列ができるのだから、いかにブランドショップが中国人観光客に人気があるかが分かる。

 日本をはじめとする海外のメディアが半ば皮肉交じりに伝えるのではなく、中国の大手メディアが「中国人客がブランドショップに並ぶ一方で、外国人客はガウディの建物を見るために並ぶ」と伝えているところが興味深い。中国のネットユーザーからは「中国人の精神と外国人の精神にはまだまだ差がある」と納得するコメントが見られると同時に、中国国内のブランド品価格が高すぎるからこそ海外のブランドショップに中国人客が群がるのだとの指摘も多く見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)