全国社会発展科技革新業務会議で発表された情報によると、中国科学技術部はこのほど「第13次五カ年計画バイオ技術革新特別プロジェクト計画」を印刷・配布した。同計画によると、中国は2020年までにバイオ技術の最先端の成果を手にし、バイオ技術により製薬・農業・資源・環境保護などの分野の発展を促進し、バイオ技術産業のGDPに占める割合を4%以上にするとしている。新華社が伝えた。

合成生物、遺伝子操作、人工知能など、中国では近年、バイオ技術分野が急速に発展しており、一連の画期的な常識を覆す影響力の高い新技術が生み出されている。中国科学技術部社会発展科学技術局バイオ技術・医薬の張兆豊所長によると、中国は2020年までに生産額が100億元を超えるバイオ医薬専業パークを10〜20カ所、生産額が100億元を超えるバイオ製造専業パークを5〜10カ所設立し、バイオ技術産業の競争力をさらに高める計画だ。

バイオ技術は21世紀の最も重要な革新技術集約群の一つ。同計画によると、中国のバイオ技術は第12次五カ年計画以来、「量の蓄積」から「質的飛躍」、「点の突破」から「系統的な能力向上」に移り変わる重要な時期に差し掛かっている。論文発表数と特許出願件数では5年連続で世界2位をキープしており、2015年に発表した生命科学論文だけでも8万編以上に、バイオ技術特許出願件数も2万件以上に達する。

しかしながら、中国のバイオ技術の発展には、依然として解消すべき問題が存在する。同計画によると、中国にはオリジナルの科学発見や常識を覆す技術が不足している。バイオビッグデータ応用や次世代遺伝子操作などの研究が弱く、バイオ資源の保護と発掘が不足している。独自の知的財産権を持つ新型ワクチンや抗体などのバイオ製品の開発能力、市場競争力が低く、基礎研究の産業化への転化効率を高める必要がある。

張氏によると、関連部門はこれらの弱点に焦点を絞り、「重大プロジェクトへのフォーカス、独力での革新、配置を越えてその飛躍をリードする」ことを堅持し続け、同分野全体における「並走」と一部における「リード」を実現するため取り組むことになる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)