元アイドルの本田理沙さんが8日放送のフジテレビ系『バイキング』に出演。芸能界引退を決めたストーカー被害について告白した。

 15歳でデビューし、歌手や女優などとして活動していた本田さん。ところが、人気絶頂だった26歳で突然、芸能界を引退。番組では「結婚」が理由とされていたものの、実際はストーカー被害が関係していたことを紹介した。

 VTR出演した本田さん。高校生の頃、エレベーターに一緒に乗ってきた男性から、扉が閉まったタイミングで羽交い締めにされたという。「ガチッとやられました。『動くな。俺はナイフを持ってるから』って密室でナイフを持ってるって言われて」と脅され、「もう私はこれで死ぬんだな、もう全部終わりだなって思いました」と覚悟した心境を打ち明けた。

 さらに、本田さんには別の恐怖体験もあるという。一人暮らしをするようになった本田さんは、早く帰宅できる日があり、9〜10時の時間帯に電気を消し、ベッドに入ってテレビを見ている状況を説明した。

 すると、本田さんの部屋に異変が起きた。「部屋は暗いんですけど、赤いランプが見えたんです」と状況を語り、赤のランプや非常灯は部屋にはないなどと考えていると、「なんか動いているんです。え? 動いてる。赤」と不自然さを感じ取ったという。

 続けて本田さんは「赤いランプだけが点いている懐中電灯がスーッと入ってきたんですね」とし、「変な人がドアを開けていると思ったら、パニックになって」と部屋の中に何者かが侵入してきたことを明かした。

 布団を当てて抵抗を試みた本田さんは「大きな声でギャーッて叫びながら窓を開けて、『助けて〜』」と部屋の外に大声で助けを求めた。そして、マンションの住人が「どうした?」と声を掛け、「家に男がいる。家に男がいる」と呼びかけ、その住人からは「警察呼んだから今行くから安心しろ」と声をかけられたという。

 住んでいる2階から飛び降りることも考えた本田さんだったが、自転車で通りすがりの2人組の男子から「俺たちがここから助けるから飛び降りるな」と救助を名乗り出られたことを語る。ベランダの柵に手をかけた本田さんの足を持ち、その2人組は、ケガすることなく本田さんを救出したという。

 その際、助けた男子というのが俳優の金山一彦であることも明かされた。近所に住んでいたという金山はVTRでインタビューに答え、「尋常じゃない叫び声が。降りて行って、下で俺が受け止めるから飛べって言って」と救出の瞬間を説明。直後の本田さんは気が動転し、震えていたという金山は「相当怖かったと思います」と当時の本田さんの様子を伝えていた。

 この出来事で大きな“心の傷”を負ってしまったという本田さん。「ファンを見るたびに、“もどす”ようになってしまった。その人じゃないんだろうけど、ファンだろうなっていうところから、ファンを見ると具合が悪くなってしまう」と精神的に追い込まれていったことを語り、感音性難聴という病気にさいなまれ、それは25年経った今も続いているという。

 本田さんは心身が疲弊していく中で、「結婚して引退という形が一番収まるのかなということで、私はその道をチョイスしました」と芸能界引退を決めた理由を語っていた。