うぇ、うぇえええ!? - 『ニワトリ★スター』劇中の成田凌
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 俳優の井浦新がくたびれた大麻の売人役に挑戦するバイオレンスラブ映画『ニワトリ★スター』に、俳優の成田凌と今作が映画初出演となるモデルの紗羅マリーの出演が決定。各々が新境地を切り開く本作で、成田が演じる全身タトゥーの赤髪モヒカン色欲狂いの男・楽人(らくと)の姿も披露された。

 物語は、裏社会の住人とも呼べない場末の生活をおくる主人公・草太(演:井浦)と同居人の楽人の姿を軸に展開。だが劇中の人物は、大麻の密売で生活する主人公たちを含めて、ヒロインはDVを受けるシャブ中毒のシングルマザー、街の不良たちを影で操り暴力団の新たな形態を構築するヤクザ……とアクが強い人物ばかり。「全てが初めての挑戦でした」と話すヒロイン役の紗羅も、「わたしのファンでいてくださってる方々に、見たこともない私を、姿を見てもらえると思います」と語るほど、俳優たちの新たな一面を引き出す内容になっている。

 その中でもひときわ変身ぶりが目を引く成田は、「体、時間、人間関係、感情、欲、全てをこの作品に持っていかれてしまいたい、捧げたいと思い、必要のないものは排除し、必要なものは求め、染み込ませ、受け入れ、生活にし、大阪という街に、人に、生かされた、2016年の夏でした」と撮影を述懐。また作品への思いは並々ならぬようで、「俳優として、この上のない贅沢な時間、全てが挑戦であり、全てが”星野楽人”という人間を生かすためのものでした。映画『ニワトリ★スター』みなさまに届く日が近づいています。未来のお孫さんに、自分は劇場で観たと、自慢してやってください」とも語っていた。

 映画にはそのほかにも、ガリガリにやせたヤクザの組長役に臨むために13キロも減量した津田寛治、成田ふんする楽人との絡みを体当たりで熱演している個性的なアパートの管理人役でLiLiCo、井浦演じる草太の父親役で奥田瑛二が集結。そんな彼らをまとめ上げ、同作で監督デビューするかなた狼監督は、「手法がどうのではなく、感覚的に新たなる時代の邦画を作ってみたいとの思いでした。躍動感のある凶暴さと古典的で繊細な要素、サンプリングやコラージュ、アニメーションなど、さまざまな異素材をニワトリ★スターの世界観として共存させ濃縮し、理屈ではなくエネルギーが溢れる作品を目指しました」と明かしている。(編集部・井本早紀)

映画『ニワトリ★スター』は2018年春、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開