iPhoneが超高機能だったガラケーを粉砕できた理由

写真拡大

漱石アンドロイド、マツコロイドを生み出したアンドロイド研究開発の第一人者・石黒浩氏による、常識に囚われないモノの見方・考え方のヒント。今回のテーマは、より人間に近づいていく製品づくりについて。ロボットに限らず家電などあらゆる製品が、人間っぽいコミュニケーションを取り始めてきたという。

ロボットをつくることで
人間の機能がわかる

 僕の仕事は、人間を知るためのロボット研究です。

 人間そっくりのロボットをつくると、認知科学とか脳科学とか、このロボットを使っていろいろな人間の機能を調べることができる。人間の機能がわかる。

 そして、人間の機能がわかると、さらにロボットを改良できる。人間を知ることと、ロボットをつくることがぐるぐる回るような、そういう研究です。

 そしてこれは、僕の研究だけではなく、今世界中で行なわれているすべての製品開発で言えることですし、すでにその方向に向かって進んでいます。

 これまでの製品開発は、人間から切り離された目的の下につくられました。

 たとえば、自動車もそうですし、家電製品、冷蔵庫、洗濯機もそうです。冷やさないとものが腐るから冷やす機械をつくる。洗濯しなければならないから洗濯をする機械をつくる。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)