マレーシア・セパンで、押収したセンザンコウのうろこを手にする税関職員(2017年5月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】マレーシアの税関当局が、同国で過去最大となる700キロを超えるセンザンコウのうろこを押収したことが明らかになった。同国当局が8日、発表した。センザンコウはうろこに薬効成分があると一部で信じられており、世界で最も取り引きされる哺乳動物となっている。

 先週別々に行われた2件の摘発で、計918万4800リンギット(約2億4000万円)相当のセンザンコウのうろこ712キロが押収された。

 最初の摘発は今月2日で、首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)の空港の倉庫で密輸品の入った麻袋8袋(計408キロ)が発見された。ガーナの首都アクラ(Accra)から、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)経由で持ち込まれたとみられている。

 また、その2日後にはさらに10袋(計304キロ)が発見、押収された。こちらはコンゴ(旧ザイール)の首都キンシャサ(Kinshasa)からケニアのナイロビ(Nairobi)へと運ばれ、その後ドバイ経由でクアラルンプールへ持ち込まれたとみられている。

 センザンコウのうろこの主成分は単に爪と同じケラチンだが、ベトナムや中国では薬効成分があると信じられ、珍重されている。
【翻訳編集】AFPBB News