中国メディア・捜狐は「中国では日本製品ボイコットを目にすることがあるが、日本では中国製品ボイコットはあまり耳にしない。なぜだろう?」とのコラムを掲載した。資料写真。

写真拡大

中国メディア・捜狐は「中国では日本製品ボイコットを目にすることがあるが、日本では中国製品ボイコットはあまり耳にしない。なぜだろう?」とのコラムを掲載した。

2012年の反日デモの際には日本製品ボイコットが叫ばれたが、日本製品について理解している人は少なかった。「made in japan」や日本ブランドの多くは日本製品と言えるが、実際にはそんな簡単な話ではない。日本ブランドでも中国製のものがあり、外国ブランドでも日本の製品を使用しているケースは多いのだ。

中国でステータスの象徴ともなっているiPhoneの3分の1の部品は日本のもので、割合は最多。さらに、中国の国産スマホでも日本製のカメラを使用するケースは多く、本当に日本製品をボイコットするなら、買い物はもちろんのこと、飲まず食わずを行う必要があるだろう。

同様に、日本ブランドの製品でもある程度中国の製造業に貢献している。近年中国人観光客の訪日観光での爆買いが話題になり中国国内では批判の声も上がったが、代表的な商品である便座の一部は中国製である。中国製品は品質の向上により現在では日本の高級なデパートも取り扱っている。日本は現在国内の製造業が低迷しており、多くのものを輸入品に頼っている。このうち中国製品が多くを占めており、中国製品は庶民の生活に根付いている。日本で中国製品のボイコットが起きないのはこうした現状も大きな要因の一つと考えられる。

盲目にボイコットを叫ぶのは無知の表れであり、精力を国の製造業発展に向けることこそが正しい姿勢と言える。ある対象が愛されるのは、誰かがその対象を愛するよう叫び続けるからではなく、その対象が愛されるにふさわしい魅力を持つからだ。(翻訳・編集/内山)