イエメンの首都サヌアの病院で、コレラとみられる症状を発症して治療を受ける子どもたち(2017年5月6日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】内戦が続くイエメンで、ここ3週間で少なくとも570人がコレラとみられる症状を発症し、流行の恐れが高まっていることが分かった。国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」が7日、明らかにした。

 イスラム教シーア派(Shiite)系反政府武装勢力「フーシ派(Huthi)」の「保健相」の話としてニュースサイト「サバニュースネット(sabanews.net)」が伝えたところによると、同国北部および西部の12県でのコレラの発症件数は1681件に上るという。

 イエメンでは、イランの後押しを受けるフーシ派とサウジアラビアが支援する政府側との戦闘が激化しており、病院が破壊され、数百万人が食料や衛生的な飲み水の確保がままならないなど、保健衛生面で著しく悪化した状況が続いている。

 現在、世界保健機関(WHO)はイエメンをシリア、南スーダン、ナイジェリア、イラクと同じく世界で最悪レベルの人道危機に直面している国と分類している。
【翻訳編集】AFPBB News