王室直属の「ロイヤル・コレクション・トラスト」からレシピ本『Royal Teas: Seasonal Recipes from Buckingham Palace』が発売される。レシピを監修したのは、さまざまな公式行事のケータリングにも携わり、多くのゲストをもてなした実績をもつ、王室ヘッドシェフのマーク・フラナガンさんとペストリー担当のキャサリン・カスバートソンさん。エリザベス女王主催のガーデンパーティや英国式アフタヌーンティーからアイデアを得たという今回は、キャロットケーキやヴィクトリアスポンジケーキ、カルダモン&オレンジのショートケーキ、サマーベリータルトレットなど40種類のセイボリーやスイーツを紹介。

「ロイヤル・コレクション・トラスト」のジャッキー・コリス・ハーヴェイさんは、「王室に伝わるレシピの中から、家庭で再現しやすいもの、手に入りやすい材料を使ったものを厳選しました」と『デイリーメール』紙に語った。

なかでも注目は、エリザベス女王のお気に入りというレシピ。とくにドロップスコーンやスコッチパンケーキがお好みだそうで、1959年、当時大統領だったフランクリン・ルーズベルトが王室の離宮バルモラル城を訪れた際、女王が自らドロップスコーンを作っておもてなしをしたというエピソードも。またイギリス国立公文書館の資料によると、その後、女王が大統領に宛てた手紙には、ドロップスコーンのレシピと"白糖の代わりに糖蜜を"などのワンポイントアドバイスも同封されていたという。

レシピ以外にも伝統的な習慣や作法についても触れている。ハーヴェイさんによると、「アフタヌーンティーは英国文化の精髄のひとつ。セイボリーの後にスイーツをいただくという習慣は今も残っていますが、2〜3段重ねのティースタンドを使わずに、テーブルにたくさんのお皿を並べるのが本来のスタイルです」とのこと。『Royal Teas: Seasonal Recipes from Buckingham Palace』は、2017年5月より英国で発売予定。王室秘伝のレシピを参考に本格的な英国式アフタヌーンティーにトライしてみては?

※この翻訳は、抄訳です。

From: Harper's Bazaar UK

Translation: Reiko Kuwabara