マドリード・オープン初戦突破を決めたシャラポワ【写真:Getty Images】

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マドリードOP2回戦進出、復帰巡って“場外戦”繰り広げたブシャールと決着へ

 テニスのマドリード・オープンは7日(日本時間8日)、女子シングルス1回戦でマリア・シャラポワがミリヤナ・ルチッチバロニ(クロアチア)を4-6、6-4、6-0で下し、初戦突破。この結果、2回戦で元世界ランク5位の「妖精2世」ことウージニー・ブジャール(カナダ)と対戦することが決まった。ドーピング違反から復帰したロシアの妖精に対し、「ペテン師」と痛烈に批判していた美女プレーヤーと因縁の対決が実現した。

 ワイルドカードで出場し、初戦突破を決めたシャラポワに思わぬ難敵が立ちはだかった。

 2回戦で対戦するブシャールは4月にシャラポワが15か月に及ぶ出場停止処分から復帰後、「彼女はペテン師よ」と痛烈な批判を浴びせていた。

「私はそれ(シャラポワの復帰)が正しいことだとは思わない。彼女はペテン師よ。どの分野のスポーツでもペテン師はそのスポーツを2度とすべきではないと思います。正しいやり方で、真摯にプレーしている他の選手にとって、公正ではありません」

「私は格上なんだから」と一蹴していたシャラポワ、注目の“新旧妖精”対決に

 当時、このように語った発言は世界的に波紋を呼び、「WTAは若い子供たちに間違ったメッセージを送ったと思っています。我々は両手を広げて歓迎します、と。それは正しいこととは思わない。彼女は私が尊敬すると言えるような人間では、もはやなくなってしまった。このことには少し幻滅させられています」と女子テニス協会にも苦言を呈していた。

 今大会は前日6日に初戦で世界ランク43位のアリーゼ・コルネ(フランス)を下し、2回戦進出。シャラポワも勝ち上がり、“新旧妖精”の因縁対決が成立した。

「ペテン師」批判を受けた直後は「私から発言することは何もない。私は格上なんだから」と一蹴し、取り合わない姿勢を見せていた元世界ランク1位の女王。果たして、期せずして実現した激突で「格上」を証明することができるのか。注目の一戦となる。