中国語でトイレは「衛生間」と呼ぶが、これはバスルームとトイレの総称としても用いられる。これは中国の一般的な住居の場合、1つの空間つまり「衛生間」にシャワールームとトイレ、洗面台のすべてが設置されているからであり、従ってこの言葉にそのまま対応する日本語を探すのは難しい。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国語でトイレは「衛生間」と呼ぶが、これはバスルームとトイレの総称としても用いられる。これは中国の一般的な住居の場合、1つの空間つまり「衛生間」にシャワールームとトイレ、洗面台のすべてが設置されているからであり、従ってこの言葉にそのまま対応する日本語を探すのは難しい。

 日本の住宅はワンルームマンションなどを除き、バスルームとトイレ、洗面所はそれぞれ独立しているのが一般的だ。中国メディアの今日頭条は2日付で、中国の衛生間に相当する日本のバスルームとトイレを称賛する記事を掲載した。

 記事は、日本人は「本当に何事も追求するのが好きな民族だ」と伝えつつ、トイレや風呂場に対しても快適さを追求していると指摘。さらに、日本の風呂場やトイレが快適である要因の1つとして、「タオルウォーマー」を読者に紹介し、この機器によってトイレの後に手を拭く時は乾燥していて温かいタオルを使うことができると説明、トイレの後にいつでも温かく乾いたタオルで手をふけるのは「幸福なこと」だと称賛した。

 また、日本社会に広く普及している温水式洗浄便座については、冬でも温かい便座に座ることができるため、こうした機能のない便座に取り付けていた冬用の便座カバーを毎日洗わなくても済むと説明。また、初めて温水式洗浄便座を使用した人はその温かさにきっと「震撼」するに違いないと称賛しつつ、温水洗浄便座もタオルウォーマーも日本人の「快適さを追求する」こだわりが生み出した機能だと論じた。

 また、日本のバスルームについては、複数の写真を掲載してその美しいデザインを読者に紹介。浴槽には追い炊き機能があるため家族全員が温かいお風呂に入ることができ、さらに清掃しやすい床タイルが使用されているとも指摘し、日本のトイレやバスルームのような立派な衛生間が中国でも欲しいものだと論じた。

 これら以外にも記事は日本の風呂やトイレの様々な機能について取り上げ、日本人が生み出した使う人の立場になった配慮ある機能や設計は「本当に人を驚嘆させる!」と称賛している。中国の一般の住宅ではシャワールームとトイレ、洗面台のすべてが設置されていることが多く、日本のように浴槽はないことが一般的だ。シャワールームも場合によってはボックスタイプのシャワーブースを設置して済ますこともあり、こうした点からも日本人と中国人の衛生概念の違いが見てとることができる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)