連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第5週「乙女たち、ご安全に!」第30回 5月6日(土)放送より。 
脚本:岡田惠和 演出:田中正


30話はこんな話


作業もうまくいくようになって、はじめての休日。乙女たちは、それぞれの予定に胸膨らませる。

その頃、三男(泉澤祐希)は・・・


日本橋の外れのお米屋さんで働いていた。
主人の安部善三(米派/斉藤暁))と一人娘のさおり(パン派/伊藤沙莉)のご飯の相手をさせられて、滅入る三男。
このまま婿養子になってしまいそうな予感がするが、時子(佐久間由衣)への思いはどうなるのだろうか。

乙女たちの休日


乙女たちの休日の予定はこう↓
幸子(小島藤子)はデート。
優子(八木優希)は体調が悪く休養。
時子(佐久間由衣)は敵情視察。女優になるため、テレビ会社や映画館などを見てまわろうと意欲的。
澄子(松本穂香)はたくさん寝る。田舎では労働ばかりだったから、たくさん寝られることが幸せ。
豊子(藤野涼子)は勉強。うちにいたときは隠れて勉強していたが、ここでは堂々と勉強できて幸せ。
愛子(和久井映見)は、戦争で恋人を亡くして、そのお墓参りに千葉へ行く(しんみり)。
みね子(有村架純)は、赤坂のすずふり亭に行く予定。お父ちゃんが行方不明であることを、皆に話す(しんみり)。

おお、よく見たら、全員、名前に「子」がついている。そうそう、この時代の女子は、「子」のついた名前が多かったのだ。
それはともかく。実母は亡くなり、義母が来たため、居場所がないという澄子。女は勉強する必要ないと反対されてきた豊子。
故郷があたたかくて良いものかといえば、一概にはそうとは言えず、彼女たちのように、故郷では知らなかった幸福を東京で発見する場合もあるわけで。
みね子は、お父さんが行方不明だけれど、お母さんから心のこもった荷物が届くから、故郷に居場所のない人間から見たら幸せ者だ。人生、一長一短であることが、この短い場面にぎゅっと詰まっている。

なんか素敵な人


そこへ、みね子を訊ねて来た人が。
「なんか素敵な人」と聞いて、みね子は「三男?」と一瞬思うが、時子がばっさり打ち消す。
冒頭、三男が出て来たのはこのためだったのであろう。

やって来たのは、綿引正義(竜星涼)だった。
きりっとさわやか警察官の登場に、乙女たち騒然。
みね子がなんかやらかしたと思わないとは、みんな性格がいい。
ホーホケキョ とウグイスが鳴いて、なんかときめきますね。

第6週もがんばれ!
(木俣冬)