某美容家の本にありました。『美容液より美容食』と。そう、今や“外”だけでなく“内”から意識する時代なのです。とはいえ、値段の貼るオーガニック食材やこだわりカフェでランチとしゃれ込む……なんてことは続かないのも堅実女子の現実。そこで、“毎日の食事”を見直してみることから美と健康を目指す、アスリートフード研究家の池田清子さんに突撃!

「美容食は、近所のスーパーマーケットで見つかります。たとえば、旬の野菜もそう。今は年中、いろんな野菜が手に入りますが、旬のものはとくにリーズナブルで栄養価も高いんです。鮮度や安心感といった意味でも、国産を選ぶといいでしょう。

初夏から積極的に食べたいのが、色の濃い緑の葉物野菜。春から葉物野菜は手に入りますが、レタスやキャベツなど、淡い色の柔らかな葉のものが多いですね。夏に向けて、葉がプリプリと元気で、色も濃いものが増えていきます。おすすめは、サラダにして生のまま食べること。葉物野菜にたっぷり含まれた水分が、ダイレクトにお肌のみずみずしさへかえっていきますよ。

また、緑の葉物野菜の中には貧血予防によい鉄分が豊富なものも。貧血といえばレバーというイメージがあるかもしれませんが、実は私たちが食べているレバーって解毒を担う臓器なんです。飼料にどんなものが含まれているか? 飼育環境は? すぐにはわからないですよね。また、レバーは食べすぎるとコレステロールも心配。だから私は、旬の野菜をモリモリ食べて鉄分を補います(池田)」

堅実女子にオススメの野菜は次の3つ!

全国各地で手に入りやすい、初夏から積極的に食べたい緑の葉物野菜はこの3つ。次の買い物で、ぜひカゴの中へ!

【1.ブロッコリー】

茎の色をチェックして。

手で持つと、ずっしり重みを感じるみずみずしいものを選びます。避けるべきは、茎の切り口が茶色っぽいものやスカスカしたもの、緑の部分が白くなっているもの。房に切り、フライパンなどへ少量の水と塩をひとつまみ入れて、2分ほど蒸していただきます。

【2.小松菜】

できるだけ減農薬、無農薬にこだわりたい。

比較的、アクもクセも少ないのでサラダで食べるのがおすすめ。鉄分と、コラーゲンの一種が含まれており、加熱すると栄養素が逃げてしまいます。皮をむかずに丸ごといただく葉物野菜は、できれば減農薬や有機栽培のものだと、なお安心です。

【3.パセリ】

サンキュー、パセリ!

メインディッシュの添え物や彩りというイメージのパセリ。実はカルシウムと鉄分が豊富で、サラダの具としてたっぷり食べたい葉物野菜のひとつ。茎は細かく刻み、葉は食べやすい大きさに。爽やかな香りが口臭予防にも一役買ってくれます。

教えてくれた人/アスリートフード研究家・池田清子
1979年生まれ。モデル事務所でのマネージャー経験を生かし、2013年に夫であるマウンテンバイクライダー・池田祐樹氏のマネージメントを開始。アスリートフードマイスター2級取得し、アスリートフード研究家へ。健康的に美しく輝く女性のため、レシピ開発やライフスタイルの提案を行う。日課はランニングと筋トレ。アスリートの気持ちを理解し、実体験を通して伝えたいと、多数のレースにも出場。国内外で学んだ食生活をアスリートフードに置き換え、日々研究を重ねる。2017年3月には、初となる著書『EAT GOOD for LIFE 史上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』(トランスワールドジャパン)を発売。http://biotope-inc.co.jp/

『EAT GOOD for LIFE 史上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』小さな不調やダイエットにサヨナラ。細胞が生まれ変わる28日間のサイクルで体の内側からキラキラする私に! 脚を引き締めたい・バストアップしたい・美肌になりたい・貧血気味…など、女性の願いを叶える食の知恵&レシピとシンプルなトレーニングを収録。

Photo&Text:ニイミユカ