男子テニス、モンテカルロ・マスターズ、シングルス準々決勝。バックハンドを打つノバク・ジョコビッチ(2017年4月21日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が7日、現役時代に大きな成功を収めた元大物選手をコーチにするトップ選手のトレンドを踏襲する可能性を示唆した上で、決断は急がないとの考えを示した。

 ジョコビッチは5日、長年タッグを組んできたマリアン・ヴァイダ(Marian Vajda)氏との師弟関係を解消。昨季末には、四大大会(グランドスラム)通算6勝を誇るボリス・ベッカー(Boris Becker)氏ともたもとを分かっていた。

 世界2位のジョコビッチは「私と同じような経験をしてきた人になるだろう。このステージに達し、こうしたレベルでプレーした人はそう多くない」と次期指導者の人選に言及。「ゆっくり時間を使い、じっくり考え抜く。急ぎたくはない」とした上で、「コーチ抜きで一人で長くいることはない。困難な道も美しい目的地へ続いていると確信している」と続けた。

 ジョコビッチは昨季、グランドスラム通算8勝のイワン・レンドル(Ivan Lendl)氏と再びコンビを組んだアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に王座を献上。ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)も今季から元世界1位のカルロス・モヤ(Carlos Moya)氏と師弟関係をつくっている。

 11か月前の全仏オープンテニス(French Open 2016)でキャリアグランドスラムを達成して以降、極度の不振に陥っているジョコビッチは今季、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)2回戦でデニス・イストミン(Denis Istomin、ウズベキスタン)に苦杯をなめると、続くBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)では4回戦敗退、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017)ではベスト8止まりとなった。

 10日に行われるマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2017)2回戦でヴァイダ氏との関係解消後初の実戦に臨むジョコビッチだが、自身が最高の状態を取り戻すのにどれだけの時間がかかるかはわからないと認めている。

「ここ6か月はあまり良い結果が残せていない。だからこそ、何か変化や少し異なるアプローチが必要だと感じた。再び常勝街道に復帰するまで、どれほどの月日がかかるか?それはわからない。とにかく、またあそこに戻れればと願っている」
【翻訳編集】AFPBB News