仏西部ナントで大統領選の決選投票後に行われた抗議デモの際に機動隊とにらみ合う参加者ら(2017年5月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスで7日に行われた大統領選の決選投票では、投票を棄権したか無効票を投じた有権者が全体の3分の1に上り、およそ50年ぶりの高水準となっている。中道系独立候補のエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)氏(39)の圧勝という結果になったが、かなりの数の有権者が同氏と極右のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏(48)のいずれも拒否した格好だ。

 開票が80%超進んだ段階で棄権率は24.52%と、1969年の大統領選以来の高さを記録。内務省によると、無効票の割合も9%と過去最高を更新し、第1回投票の2%も大きく上回っている。

 仏ロレーヌ大学(University of Lorraine)のアンヌ・ジャド(Anne Jadot)教授(政治学)はAFPに「フランスの有権者の3人に1人が両候補からは選べないと判断したことになる。大統領選としては非常に大きな数字だ」と指摘した。

 マクロン氏は決選投票で約65%を得票して勝利宣言を行ったが、大統領選の投票率としては1969年以降で初めて決選投票が第1回投票を下回った。
【翻訳編集】AFPBB News