アフガニスタンの首都カブールから飛び立ったヘリのテールゲートに座った米兵(2017年4月24日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)米国とアフガニスタンの当局者らは7日、4月にアフガニスタン東部ナンガルハル(Nangarhar)州で行った合同軍事作戦で、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の現地トップを殺害したと発表した。この幹部は少なくとも50人が死亡した3月の首都カブール(Kabul)の軍病院を狙った襲撃など複数の攻撃の首謀者とされる。

 殺害されたのは米軍が「イスラム国ホラサン(Islamic State Khorasan、ISIS-K)」と呼ぶIS系組織を率いるアブドゥル・ハシブ(Abdul Hasib)幹部。アフガニスタン大統領府によると、特殊部隊が4月に同幹部を標的とした急襲作戦を実施した。

 アフガニスタン駐留米軍を率いるジョン・ニコルソン(John Nicholson)司令官も同幹部が死亡した事実を認め、「アフガニスタンに来るIS構成員は皆同じ運命をたどる」と警告した。

 アフガニスタン駐留米軍は先に、ハシブ幹部と側近らの死亡が確認されれば「アフガニスタンでのISIS-Kの活動を著しく後退させ、2017年中にISIS-Kを破壊するという目標の達成に近づく」と述べていた。

 ハシブ幹部の潜伏場所は、米軍が4月13日、実戦で使われた非核兵器としては最大とされる大規模爆風爆弾(GBU-43/B Massive Ordnance Air Blast)、通称「MOAB(モアブ)」を投下したISのトンネル複合施設の近く。アフガニスタン政府は4月27日にハシブ幹部の死亡を確認していた。

 アフガニスタンでは2015年に、シリアとイラクに拠点を持つISの系列組織が活動を始め、パキスタンとの国境に近いナンガルハル州やクナール(Kunar)州で支配地を広げた。
【翻訳編集】AFPBB News