女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ、シングルス準決勝。リターンを打つマリア・シャラポワ(2017年4月29日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2017)は7日、女子シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は、自身の15か月ぶりの復帰をめぐり火花を散らしているユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)との2回戦へ駒を進めた。

 ブシャールは先月、高カテゴリーの大会からワイルドカードを受けるなど歓迎を受けているシャラポワは「ペテン師」であり、テニス界から永久追放されるべきだと痛烈に非難していた。しかし、弱冠17歳でウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)を制して以降、スポットライトを浴びることには慣れているという現在30歳のシャラポワは、周囲の騒音に対応するに十分な経験を積んできたと主張している。

 大会初戦でミリヤナ・ルチッチ(Mirjana Lucic-Baroni、クロアチア)を4-6、6-4、6-0で破ったシャラポワは試合後、「すごく小さい頃から世間の注目を浴びてきたし、たくさんのことを耳にしてきた」とした上で「コート内外のすべてのことが影響してしまうのであれば、それは非常に難しい状況にあるという意味だと思う。テニスがおのずと語る、そこに集中している」と語った。

 シャラポワは前週、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2017)で準決勝進出を果たし、禁止薬物のメルドニウム(Meldonium)に陽性反応を示した2016年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)以来となるツアー復帰を飾った。

 ブシャールに対する無敗記録(5勝0敗)を更新すれば、主催者推薦なしでのウィンブルドン出場も現実味を帯びてくるシャラポワは、「その大会で戦う位置にいられればうれしい。私にとっては非常に意味があること」と意欲を燃やした。

 この日行われたその他の試合では、世界1位のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)と前回大会女王のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が順当に2回戦進出を決めた一方、地元期待のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)は大会から姿を消している。
【翻訳編集】AFPBB News