ジューンブライドの6月が近づいてきて、マリッジブルーになっているプレ花嫁さんはいませんか? 婚約中だからこそ見えてくるものってありますよね。お金の問題・親族とのお付き合い・家をどこにかまえるかの現実・仕事をどうするか・大きな問題を解決するときの彼の振舞い方……など、いろいろな「初めて」が出てくる婚約中。
幸せな結婚のために、結婚式の準備だけではなく気持ちの準備と法律的なお勉強を少しご提案いたします。

実際に結婚してすぐに離婚するカップルも

結婚後数年で離婚をするカップルは、離婚をしたカップルの婚姻期間を調べるとけっこう多いというデータがあります。産後クライシスが原因になっている方もいますが、婚約中から違和感があったという方も珍しくありません。

「やっぱりあの人が忘れられませんでした」

前に付き合っていた男性を忘れようと、今の夫と付き合い始めて、どんどん結婚を進めてゴールインしたもののやっぱり……というタイプ。う〜ん、気持ちはわかりますが、これは夫もかわいそう……。婚約中にきちんと心の整理をつけて欲しいところです。

「まわりの勢いに飲まれてしまって」

婚約をすると親も友達も大喜びで、彼に対する不満や違和感を押し殺してしまった……というタイプ。空気を読むのも大切ですが、結婚の最後の部分は自分で決めないと……。最近の婚活ブームで気負いすぎてしまった方もいそうです。

「結婚式の準備が楽しかっただけでした」

結婚式の終わりは、お祭りの終わりでもあります。そのあとは「幸せに暮らしました」ではなく、かなりリアルな「生活」が待っています。婚約中にはぜひ、結婚式の準備だけではなく、そのあとの平凡な生活に幸せを見出せるかトライを。

婚約を破棄したときの法的な問題

婚約破棄に基づく、慰謝料などの請求のご相談は一定数ありますので、弁護士としては珍しい印象はありません。裁判になる案件もあります。

婚約破棄をしたら100%慰謝料?

婚約をすると、一緒に結婚に向けて頑張ろうね! という関係が発生します。ですから、きちんとした理由がないまま一方的に婚約を破棄してしまうと、慰謝料などを支払う必要が出てきます。
婚約者に問題アリ! の場合、たとえば浮気していた! とか、暴力・暴言がひどい! など、婚約を破棄して普通だよね……と考えられるような理由があれば、婚約破棄をしても慰謝料は発生しないと考えていいでしょう。

結納金はどうすれば?

結納金の考え方はさまざまですが、結婚することを前提に贈られるものですので、婚約破棄となった場合には返すべきという考え方がメジャーなようです。

婚約指輪は返すべき?

婚約指輪をどうするかの考え方もさまざまですが、やはり結婚をすることを前提に贈られるものですので、購入費用を折半して処理することが考えられます。指輪そのものを彼に返すという考え方もありますが、彼側としても返してもらっても困りますし、価値も下がってしまっているので納得してもらえるか疑問です。

いかがでしたか? そもそも、「婚約」というシステムがあるのは、いきなりドン! と結婚をすることに不安がある人が多いからこそですよね。楽しみつつも、時には冷静に“婚約中”の立場を生かしてください!