倒したりして角っこカケたら、ずっと落ち込みそう…。

いままでにもコンクリートを使ったスピーカーはありました。ありましたけど、僕の知る限りはフツーの四角形もしくは、新進気鋭のデザイナーが作ったビビッドすぎるスタイルのスピーカーが、主。

販売するための量産品で、コンクリートを使いながら、こうも攻めたデザインのスピーカーは初めてみましたよ。1,800ドル(約20万円)とズバ抜けた価格ですけど。


Master & Dynamic MA770 1


現実問題として、コンクリートは音響特性が優れているとは言いがたいところがあります。内部の音の反射をどのように抑制・吸収しているのか謎ですが、「MA770」はデザインだけではなく音質でも評価がぐんぐんと高まってきているMaster & Dynamic(マスター&ダイナミック)のプロダクト。独自のコンポジットで優れた音響性能を実現したそうです。


Master & Dynamic MA770 2


1.5インチのチタンツイーターと4インチ×2のウーファーの組み合わせ。Wi-Fi、Bluetoothを用いたワイヤレススピーカーとして機能します。3.5mmステレオミニ、光入力端子もありますけど、このマットなカラーで無駄のない美しさを考えると、電源ケーブル以外はつなげたくありませんね。

面白いのがChromecast機能を内蔵しているところ。Spotify、Tidal、Pandora、SoundCloud、DeezerなどのChromecast対応ストリーミングサービスに、スピーカー単体でアクセスします。そしてインターネット経由でやってくる音楽を休みなく部屋に広げてくれます。



ShinkenchikuShaによる動画。

デザイナーはタンザニア出身の建築家デイビット・アジャイ。ダーティ・ハウス(ロンドン)、アイデア・ストア ホワイトチャペルストリート(ロンドン)、モスクワ経営管理大学院 SKOLKOVO(モスクワ)などを手がけています。だからこそ建築物的な雰囲気を感じる、直線基調でシュッとしたラインなのでしょうか。

サイズは410mm×510mm×245mmと、大きめのブックシェルフサイズですが、重さは16kg! さすがコンクリートです。

・コンクリートを愛してやまないデザイナーが作ったスピーカー!
・Bluetoothスピーカー内蔵でいろいろ使える、SANSUIブランドの新型レコードプレーヤー「SLP-5000BT」

image: Master & Dynamic
source: Master & Dynamic, ShinkenchikuSha - YouTube

(武者良太)