中国のネット上ではしばしば、駅弁や学生食堂の話題が出てくる。どちらも残念ながら「マズい」というテーマで共通することが多く、往々にして日本の駅弁や食堂を羨ましがる。しかしどうやら、中国には駅弁や学生食堂以外にも「高くてマズい」ものを提供している場所がたくさんあるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のネット上ではしばしば、駅弁や学生食堂の話題が出てくる。どちらも残念ながら「マズい」というテーマで共通することが多く、往々にして日本の駅弁や食堂を羨ましがる。しかしどうやら、中国には駅弁や学生食堂以外にも「高くてマズい」ものを提供している場所がたくさんあるようだ。

 中国メディア・今日頭条は3日、「サファリパークで食べたランチ、こんな値段なのにどうしてこんなにマズいのか」とする記事を掲載した。記事は「観光地の一部レストランには、客の足元を見るような店がある。値段が高いのはまあいいが、もう少し食べられるものを提供できないのか」としたうえで、中国国内のサファリパークにあるレストランで供されたランチの写真を紹介している。

 料理の内容について解説する前に、まずは店のサービスについて言及。「そもそもサービスの態度がまるでなっていない。ウエイトレスは、まるでインターネット中に電源を切られたかのような、ふてくされた表情だった」と指摘した。

 そして、出てきた料理について評価。68元(約1100円)というプレートには山型の白米、茹でたブロッコリー、肉とエノキ茸をカレーソースと思しき茶色い汁で煮込んだものが盛り付けられており、缶コーラとストローが添えられているが「おかずは冷え切っており、カレーの味も怪しい。肉はかみ切れない。そして付け合わせが簡単すぎる」と断じた。確かに、これで1100円取られたら日本でもブチ切れるかもしれない。

 続いて、子どものために注文したお子様ランチだ。食パンをパンダの型にくり抜いたもの、鶏手羽の煮込み、茹でた小エビ、何かのサラダとスープ、果物が付いて45元(約730円)だ。品数は大人のランチより多いがどことなく貧相に見える。しかもやっぱり料理が冷たかったという。

 2人分合わせて113元(約1840円)というサファリパークランチは、利用客を大いに憤慨させたようだ。

 中国の空港や観光地ではずいぶん前から食事や飲料などの「ぼったくり価格」が問題視され、当局が規制をかけてきたが、その効果は決して十分とは言えないようである。かつては値段が高いこと自体が批判の対象になっていたが、生活レベルが向上した今の社会では「高いのにマズい」ことが主な不満の矛先になりつつある。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)