最後は別々に?

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配偶者との死別後、「死後離婚」する人が増加している。

実は「死後離婚」とは造語で、そもそも配偶者のどちらかが死亡した時点で婚姻関係は「終了」となり離婚届の提出は必要ない。しかし、配偶者が亡くなった後に「姻族関係終了届け」という書類を役所に提出すると、配偶者とその血族と姻族関係を終了させることができる。

「知らない先祖代々と一緒は嫌」

法務省の戸籍統計によると、「姻族関係終了届け」を提出した件数はこの10年で1.5倍、平成27年度には2783件も提出されているという。

夫と同じ墓に入らないという選択をする女性も増えており、NHK朝の情報番組「あさいち」でも、約6割が入りたくないというアンケートが発表されていた。

この状況を受け、永代供養墓を手がけるアンカレッジが、既婚女性242人にお墓についてのアンケートを実施した。

「夫と同じ墓に入りたくない」と答えたのは約25%の60人、そのうち「夫が嫌いだから」と答えたのは9人だけだった。

では、なぜ一緒に入りたくないのか?

一緒に入りたくない理由として最も多かったのが「知らない先祖代々と一緒は嫌」、次いで「遠い・ゆかりのない土地にある」「夫の家族が嫌い」というもの。他にも「夫の両親の介護をできればやりたくない」、「夫の死後付き合いたくない」と答えた人が約半数いた。

アンケートでは、「誰と一緒に墓に入りたいか」も聞いている。

1番多かったのは「夫」で全体の64.5%、次いで「子ども、孫」が33.9%、「自分の両親」が26.4%、「一人がいい」が16.5%、「ペット」が11.2%という結果だった。

一方、「夫の先祖」と応えたのは全体の5.4%、「夫の両親」は8.7%となっており、夫とは一緒に墓に入りたいが夫の先祖代々のお墓には入りたくないと考える女性が多いことがわかる。