今度もダンスあり!来日したクリス・プラット

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 マーベルの大ヒット映画の続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のプロモーションで日本にやってきたクリス・プラットが、自らをスターダムに押し上げたスター・ロードの役づくりや、今作でのダンスシーンなどについて語った。

 本作は、1970年代を中心にヒットした数々のナンバーに乗せ、宇宙の落ちこぼれたちがヒーローとして大暴れする『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの第2弾となるSFアクション。スター・ロードことピーター・クイル(クリス)は、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”のまとめ役として、凶暴で毒舌なアライグマのロケット、超絶キュートな樹木ヒューマノイドのベビー・グルート、美しき暗殺者ガモーラ、野獣の力を持つも天然なドラックスといったくせ者たちを率いている。

 『ジュラシック・ワールド』『マグニフィセント・セブン』など今となっては大作に引っ張りだこの大スターとなったクリスだが、銀幕の上で圧倒的な存在感を発揮したのは前作でのスター・ロード役が初めてだった。スター・ロードとは「元々似ているところがたくさんあった」とクリス本人も認めるように、他の役者が思い浮かばないほどのハマリ役だ。その上で、ジェームズ・ガン監督からは「キャラクターに自分なりのスピリットを注入すること」を求められたそうで、クリスは「ラッキーだったのは、スター・ロードも、ガーディアンズも、それまで映像化されたことがなかった。もし、以前に映像化されていたことがあったら、影響を受けてしまったかもしれないけど、そういうことが一切なかったから、自由につくっていくことができた。そのおかげで、コメディーやアクションの組み合わせであるこの作品に、僕なりのユーモアをもたらすことができると思えたし、監督も自由にやっていいよと言ってくれたから、スター・ロードが一体何者なのか、そして彼と自分がどういうふうに違うのか、というのを考えながら、このキャラクターを少しずつつくっていった」と役づくりを振り返る。

 そんなクリスは、Instagramの投稿や本シリーズのメイキング映像でもとにかく愉快。一体、どこまでが素なのかを問われると、「撮影現場での僕は本当に好きなことをやっているからそういう風にみえるんだと思う。人が本当に好きなことをやってるときって、とても幸せそうで、喜びに満ちていると思うんだ。少なくとも僕はそうだね。もちろん、もともとおふざけ体質というか、お調子者のところもあるけど、撮影現場にいるときが一番楽しいんだよ。なんてたって、僕はこのために生まれてきたんだと思えるほどに、大好きなことをしているんだ」と役者業に対する熱い思いをのぞかせる。

 一方で、それまでぽっちゃり体型の3枚目俳優として活躍していたクリスは、同役のために肉体改造を行なったことでも注目の的に。クリスの内面を気に入っていたガン監督は、デブなヒーローがいてもいいという考えを持ち合わせるようになっていたそうだが、クリスは見事に6か月で約27キロの減量に成功。そのダイエットで印象的だったことについて、「ボクシング、キックボクシングかな。もちろんミットとかでやるので、顔をけられたりすることはないよ(笑)。あと、水泳は昔からよくやっていて、とても得意なんだ。元からアスリートタイプなんだけど、ボクシングのように初挑戦したものも多かったね」と語る。しかし、目の前に紅茶を差し出されるとためらいなく蜂蜜を入れ、「たんまり入れてやった」とイタズラな笑顔を見せる一幕も。スター・ロードを演じ続ける限り、ダイエットとはしばらく縁が切れなそうなクリスだった。

 また、アクションやコメディーに加え、本シリーズで魅力的なのは音楽とダンスだ。前作でスター・ロードが持ち歩いていたカセットテープの楽曲をまとめたオリジナルサウンドトラックは全米アルバムチャート1位を記録するほど。キャラクターの動きと音楽の親和性が高いことも特筆すべき点だが、「元々決められていた曲が、編集段階になって全然違う曲に替えられたりすることもある」と意外な裏話も飛び出す。そこで気になるのは、今作での音楽とダンスだが、「スター・ロードのダンスは今回もあるよ。けど、みんなが思ってるのとちょっと違うかもしれない」と意味深なクリス。さらには、今作でキュートな魅力を炸裂させるベビー・グルートのダンスにも言及し、「かなりやばいのは確かだね」と期待をあおるコメントを残していた。(編集部・石神恵美子)

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は5月12日より全国公開