6日、参考消息網は記事「C919が初飛行に成功、しかし日米欧の型式証明取得は容易ではない」を掲載した。米国や欧州での型式証明取得は難しく、先進国で運航できるめどは立たない。写真はC919旅客機。

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2017年5月6日、参考消息網は記事「C919が初飛行に成功、しかし日米欧の型式証明取得は容易ではない」を掲載した。

中国初の国産大型旅客機C919は5日、上海で初飛行に成功した。中国航空産業にとっては大きな第一歩だ。中国メディアは「100年の夢が実現した」「エアバスとボーイングを追う」「初飛行前に570機もの受注を集める」などの見出しで、大々的に成功を祝った。

C919は中国製とうたわれているが、中核部品は海外製だ。例えばエンジンは米GEと仏スネクマの合弁企業であるCFMインターナショナルのもの。北京航空宇宙大学の黄俊教授は「初飛行時の国産化率は50%前後だが、25年には90%を超えるだろう」とコメント。今後徐々に輸入部品が海外部品に置き換えられていくとの見方を示した。

初飛行を順調に成功させたC919だが、エアバスやボーイングのように国際市場に展開するためには高いハードルがある。航空機の運用には「型式証明」と呼ばれる認可が必要だ。中国民用航空局による型式証明の取得は容易だが、米国や欧州での取得はきわめて困難であり、先進国での運用がいつ実現するかはいまだ不透明だ。(翻訳・編集/増田聡太郎)