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スティーブ・クロプリー(Editor-in-chief)の場合

・2003年製シトロエン・ベルランゴ・マルチスペース
・2015年製マツダMX-5
・2015年製フィアット500ツインエア

ほかのひとと比べると、どこか平凡でちょっぴり恥ずかしいクルマたちだ。華やかさや、速さ、先進性は感じないだろうが、どれもお値打ちなクルマであることは自信を持って言える。

3台のなかで、おのおののキャラクターはっしっかりしていて、同じようなクルマは持っていない。単純に全部のクルマの価値を合わせると320万円ほどといったところか。

わたしは、これら3台の組み合わせは、どれか1台が欠けると成り立たないと考えていて、つまりそれは違う形のものが最終的に1つのモノを生み出すジグソーパズルのピースのような関係性であるとおもっている。

数年前、シトロエン・ベルランゴはAUTOCARの長期使用報告車両でもあったが、テストが終わった際に真っ先に購入した。

家族は、ランドローバー・ディフェンダー推し(今ではとても買えない値段に高騰してしてしまっている)だったが、予算的な兼ね合いからシトロエンになった。

そのため、当初の要望よりも快適さ、小ささ、そして荷室の狭さなど、我慢すべき点がいくつも出てきた。また、信頼性においてもディフェンダーには及ばない。

しかしわが家にはこのクルマが適していた。16年も所有しているいま、このクルマはもはや旧友のような存在である。

さて次、MX-5(日本名:ロードスター)だ。

手ごろな価格のすばらしいハンドリングマシン

これもAUTOCARの長期使用報告車両であった。買った理由としては、手ごろな価格のすばらしいハンドリングマシンであるということ。

納車されたのはとある金曜の午後で、ディーラーを出たのち、オフィスなどを経由し、帰路についたのだが、すぐにプレスコット・ヒルクライムというイベントに出るつもりだったので、取り急ぎ牽引フックを取り付けた。

納車されてからというもの、このクルマは乗るたびに楽しい時間を演出してくれている。ステアリングから伝わってくるリニアな感覚はドライバーにとっては何事にも代えがたい。

ルーフを開ければ新鮮な空気とともにドライブできるし、衝撃的なパフォーマンスである。

最後の1台。2台目のフィアット500である。

2台目のフィアット500 妻のお気に入り

フィアットに関しては、前のチンクと比べるとハンドリング性能の向上など感じられた。

わたしの妻もお気に入りのようで、「このクルマはわたしを笑顔にしてくれる。こんなクルマほかにある?」と喜んでいる。

この500ツインエアは2台目の500。今回彼女はツインエアを選んだが、理由は高速道路での長距離ドライブで屋根を開けて、退屈な移動を少しでも快適に過ごすためだそうだ。

これでわたしの持っているクルマは全部。ただ、どれが最も大切なのかという問いにはハッキリとは答えられない。どれも気に入っているから、しばらく手放すこともないだろう。

パート1〜5は以下から。
▶ 「夢の3台持ち」 あなたなら何えらぶ? 英国編集部の場合 パート1
▶ 「夢の3台持ち」 あなたなら何えらぶ? 英国編集部の場合 パート2
▶ 「夢の3台持ち」 あなたなら何えらぶ? 英国編集部の場合 パート3
▶ 「夢の3台持ち」 あなたなら何えらぶ? 英国編集部の場合 パート4
▶ 「夢の3台持ち」 あなたなら何えらぶ? 英国編集部の場合 パート5

以上で「夢の3台持ち」シリーズは、いったん終了です。クルマを持つことは簡単ではないし、ネットの記事を読んで語り合うのも楽しいけれど、やはり(ちょっとムリをしてでも)クルマを持つことってすばらしい。夢を見ることは、とても大切だとAUTOCARは考えています。