中国のビールと聞いて、おそらくほとんどの人が「青島ビール」を思い浮かべるだろう。しかし、中国のネット上では「青島ビールは、日本人のものだ」との情報が流れているという。中国メディア・今日頭条が2日、伝えた。(イメージ写真提供:(C)bagwold/123RF)

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 中国のビールと聞いて、おそらくほとんどの人が「青島ビール」を思い浮かべるだろう。しかし、中国のネット上では「青島ビールは、日本人のものだ」との情報が流れているという。中国メディア・今日頭条が2日、伝えた。

 記事は「ある時期、青島ビールは日本人のものだ、青島ビールを飲んではいけない」といった情報を全力で吹聴する人がいたと紹介。「かつて青島ビールで働いていた者として、街角やレストラン、列車でこの手の話に遭遇するたびに理詰めで反論している。自分たちの民族ブランドに対してこんなデマを流してはならないのだ」としている。

 そのうえで、「青島ビールが日本人のもの」という情報が出た背景について説明。「アサヒビールは確かに青島ビールの株式を2割程度持つ第2位株主だが、筆頭株主は青島ビールグループなのだ。上場企業の株主が変わるのは至って普通のこと。はっきりとした頭脳を持ち、自分の考えで判断し、盲目的に周囲の話に流されないことこそ重要なのだ」と論じた。

 ネットユーザーからは「このような風説が流れる背景には、青島ビールの国内での地位を脅かそうという別の企業の魂胆があるのでは。明らかな悪性競争だ」という声も見られた。

 なお、今年1月、アサヒグループホールディングスが約20%を保有する青島ビールの株式について検討を行い、年内に売却の可能性を含めた結論を出すことが伝えられている。もし売却との結論が出れば「青島ビールは日本人のもの」という議論も根拠を失うことになりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)bagwold/123RF)