福岡がウェリントン弾で松本との昇格候補対決を制す!《J2》

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▽明治安田生命J2リーグ第12節の松本山雅FCvsアビスパ福岡が7日に松本平広域公園総合球技場アルウィンで行われ、アウェイの福岡が1-0で勝利した。

▽昨シーズンをJ1で戦った7位松本と9位福岡によるJ1昇格候補同士の一戦。前節、大分トリニータとゴールレスドローに終わった松本は、セルジーニョに代わってパウリーニョを起用し、この一戦に臨んだ。一方、徳島ヴォルティスに競り負けた福岡は、負傷明けの岩下が復帰したほか、石津とウィリアン・ポッピに代わってジウシーニョ、坂田のベテランコンビがウェリントンと共に前線を組んだ。

▽共に高崎、ウェリントンと前線に屈強なターゲットマンを置く両チームは、長いボールを前線に当てる形で攻撃を展開していく。流動的な動きでボールを引き出すウェリントンとベテラン2シャドーが良い距離感で攻撃に絡む福岡は、坂田や駒野がミドルシュートでゴールチャンスを窺う。すると22分、左サイド深くで競り合いのこぼれ球を拾った亀川が低くて速いクロスを供給。これをファーサイドに走り込んだウェリントンが手前でバウンドしたボールを抑えが利いた見事な右足ダイレクトボレーで流し込んだ。

▽ホームで先制を許した松本はすぐさま反撃に転じるが、岩下や冨安を中心にタイトな守備を見せる福岡の堅守に高崎が封じ込まれ、なかなかフィニッシュの形を作れず。一方、リードを奪った福岡はハイプレスとリトリートを織り交ぜた良い守備からカウンターを狙う。34分にはセットプレーの流れから實藤がミドルシュートも、このシュートは枠を捉え切れない。

▽その後、40分過ぎにボックス左でキープした高崎がようやく決定機を迎えるが、左足のシュートはGK杉山の正面を突く。福岡も前半アディショナルタイムにウェリントンのポストプレーからボックス内で仕掛けた三門に決定機も、ここはGK村上のビッグセーブに遭い、アウェイチームの1点リードで後半へと折り返した。

▽互いに選手交代なしで迎えた後半、最初の決定機は福岡に訪れる。47分、右サイドから駒野が入れたクロスがゴール前の相手DFに当たってゴールに向かうが、ここはGK村山が鋭い反応で弾き出した。すると56分には松本に絶好機。宮阪の絶妙なスルーパスに抜け出した工藤がボックス内で右に持ち出してGK杉山をかわし、無人のゴールに向けてシュート。だが、右足のシュートは右ポストに阻まれた。

▽その後は松本ペースが続くも互いに中盤で潰し合う展開が続き、こう着状態が続く。追いつきたい松本は68分、工藤とパウリーニョに代えてセルジーニョと共にこれが移籍後初出場のジエゴを同時投入。対する福岡は坂田、ジウシーニョのベテラン2選手に代えて、負傷明けの松田、キャプテンの城後を投入した。

▽ホームサポーターの大歓声を後押しに猛攻に出る松本は、76分に高崎がミドルシュートを放つ。さらに、試合終了間際には得意のセットプレーから波状攻撃を見せるが、福岡守備陣の再三のシュートブロックに遭う。後半アディショナルタイム5分のFKではゴール前の飯田が決定的なヘディングシュートも、これはクロスバーを叩いて万事休す。福岡がエースFWウェリントンのゴールで競り勝ち、2試合ぶりの勝利を手にした。一方、敗れた松本は2試合連続無得点で4試合ぶりの黒星となった。