怒りの母親と水鉄砲を奪われた5歳児(出典;http://metro.co.uk)

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市民への郵便物を配達すべく日々多忙に各地域を回る郵便配達員だが、仕事中に邪魔されてはたまったものではないだろう。ウォーターガンで水を噴射しまくる子供たちにうんざりした郵便配達員が、ある子のウォーターガンを奪ったことでその母親が激怒した。しかし世間は、この母親に向けて批判の声があがっている。

英『Metro』など複数メディアが伝えたところによると、英ウェールズのミッド・グラモーガンにあるトレバノグに住む母親が、地域を担当していたロイヤルメール(Royal Mail)の郵便配達員に怒りを露わにしているという。

4月18日、リアン・ジェレミアさん(29歳)は息子のコーディー・ハーヴィー君(5歳)がいつも遊んでいたウォーターガンを郵便配達員が奪い、ゴミ箱に捨てたという苦情をロイヤルメールに伝えた。

防犯カメラには、毎日同じルートで回る配達員2人の姿がある。するとそのバンを待ち伏せしていたかのようにコーディー君と2人の友達が、車から降りた配達員にウォーターガンで勢いよく水を噴射した。

助手席にいた配達員がバンのドアを閉めるも、子供たちは何度も狙って水を飛ばす。運転席にいた配達員は目当ての家に荷物を届けようと素早くバンから降りて一旦立ち去るが、助手席の配達員は子供たちが立て続けに水を噴射してくるために出られない様子だ。そこへ運転席の配達員が戻って来てコーディー君から12.99ポンド(約1,900円)のウォーターガンを奪い取り、バンの後ろに放り投げてそのまま車を発進させた。

わずか1分ほどの映像であるが、子供たちは慣れた様子で郵便配達員のバンを攻撃し続けている。配達員はおそらく何度も同じ目に遭っているのだろう、ついに堪忍袋の緒が切れてウォーターガンを奪い取ったもようだ。

大好きなおもちゃを奪われたコーディー君は泣き叫んだ。リアンさんの母親であるコーディー君の祖母が孫の声を聞きかけつけた時には、すでに配達員のバンは去っていた。なお奪われたコーディー君のウォーターガンはその後、ゴミ箱から見つかったという。リアンさんは配達員に対して憤りを隠せず、このように語っている。

「防犯カメラを見た時、配達員はコーディーの腕を掴んでウォーターガンを奪い取ったのがわかりました。コーディーは友達とふざけて『(配達員を)狙え!』というように言ったんだと思います。やんちゃが過ぎたのでしょうが、5歳の子供がすることですよ。それなのに彼らは『クソガキが!』とコーディーに向かって言い放ち、配達員の1人は輪ゴムを子供たちに跳ね飛ばしていました。大人が子供にそんな反応をすべきではないと思います。子供たちは男の子らしく、ただ楽しんでいただけですよ。この日以来、コーディーはショックを受けて怖がってしまって、しかもおもちゃを奪われて悲しんでいます。子供からおもちゃを奪い取るよりも、配達員は直接私の母に言いに来ればよかったことです。ロイヤルメールが謝罪するまで、私は5回も電話をしているんですよ。」

リアンさんのパートナー、イアンさん(37歳)もロイヤルメールに配達員の態度について抗議した。苦情を受けたロイヤルメール側からは21日に謝罪があり、後日コーディー君にはウォーターガンの代金が小切手で送付されてきたそうだ。

ロイヤルメールのスポークスマンであるサリー・ホプキンスさんは、今回の件について「スタッフには配達中もハイレベルな対応を期待しています。今回のことは許されるべきものではありません。このスタッフには担当していた地域の配達を禁じるようにしました」と話している。

しかし世間は、この母親への批判が集中した。

「5歳の子を親が監視せずに外で遊ばせているという時点で、親の責任がなっていない。」
「子供のすることだから…って、じゃ、子供は大人に水をかけてもいいっていうの?」
「配達員を責めるより、息子にマナーや大人をリスペクトすることを教えろ!」
「アンタの子供のせいで、郵便物が水で濡れたらどう責任とるつもりなの!?」
「子供の悪い行いを叱ることもしない親に問題がある。」
「おもちゃを奪われたのは当然の罰だ。」
「配達員は悪くない。郵便物を守るためにした当然の行為だ。」
「自分の子供がこんなことしたら、まず配達員に謝って自分の子供を叱るわ。」
「こういう親が『うちの子は何も悪くないのよ!』って言ってダメな子供を育てるんだよな。」
「親の言い分を聞いていると躾がなっていないのが丸わかりだ。」

子供は親の背中を見て育つもの。これだけは確かなようだ。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)