中国メディア・今日頭条は1日、「朝のドラマから見る、日本女性の価値観の変化」とする記事を掲載した。NHKの「朝ドラ」こと朝の連続テレビ小説には、中国人が日本の女性を知るための要素が詰まっているとのことだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は1日、「朝のドラマから見る、日本女性の価値観の変化」とする記事を掲載した。NHKの「朝ドラ」こと朝の連続テレビ小説には、中国人が日本の女性を知るための要素が詰まっているとのことだ。

 記事は「朝ドラ」が1961年に放送開始され、毎週月曜日から土曜日まで15分ずつ放送されていることを紹介。その特徴は「重女軽男」、すなわち女性が主人公であり、ドラマからは日本女性の価値観の変化が透けて見えるとした。

 「朝ドラ」の始まった1960-70年代は「私も仕事をしたい」という女性の声を発せられており、80年代以降は社会進出を果たした女性がより高い理想を持ち、自分のやりたい仕事をやる姿が映し出されているという。そして、90年代末になると女性たちが自らの存在価値について考え始め、自己実現を模索するようになるとのことだ。

 2000年代に「朝ドラ」は低迷期に入ったが、10年代になると今度は日本女性の豊かな個性がドラマの中に示されるようになり、明治、大正、昭和を舞台とした作品が続々出現したと紹介。現在放送中の「ひよっこ」も高度経済成長期に地方から東京へ集団就職する女性を描いているとした。

 記事は、日本女性の価値観の変化が表れた「朝ドラ」が現在、翻訳されて海外に紹介されていないことが残念であるとし、「もし正式に翻訳されて中国のテレビ局によって放送されれば、日中文化交流にとって良いことになるはずだ」と評している。

 ドラマは往々にして何らかのメッセージ性を持つ。特に仕事前の時間に見る「朝ドラ」は視聴者を元気づける要素が必要だ。作品ごとにその評価はまちまちではあるが、いつまでも1日の活力を生み出すようなドラマを作り続けて欲しい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)