家庭用マスクの日本市場は年々緩やかに増加しているという。一部資料によれば、2008年に発生した鳥インフルエンザと09年の新型インフルエンザの流行時に爆発的にマスクが売れたことを除けば、少なくとも03年から16年までの間、家庭用マスクの市場規模は毎年ゆるやかに増加している。(イメージ写真提供:123RF)

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 家庭用マスクの日本市場は年々緩やかに増加しているという。一部資料によれば、2008年に発生した鳥インフルエンザと09年の新型インフルエンザの流行時に爆発的にマスクが売れたことを除けば、少なくとも03年から16年までの間、家庭用マスクの市場規模は毎年ゆるやかに増加している。

 こうした市場規模の拡大は伝染病が流行していない年においても多くの日本人がマスクを常時着用していることにも反映されているが、中国メディアの今日頭条は4月26日付で、なぜ日本人はいつもマスクを着用しているのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、日本では「伊達マスク」と呼ばれる、いわば「仮面」を使用するかのようにマスクを着用する行為が流行していると紹介、日本の若い世代は伊達マスクをすることによって「人との交流を避けられる」、「他人に自分の顔を見られない」、また、「自分が考えていることを隠す」手段として捉えていると説明した。
 
 しかし、この流行は「伊達マスク依存症」や「伊達マスク症候群」などの現象も生じさせているとし、専門家たちはこの現象に警鐘を鳴らしていると説明した。

 また、欧米諸国では人びとがマスクを着用することは極めて少なく、むしろマスクをしていると重い伝染性を患っている人とみなされ、周囲から避けられる可能性があると紹介、従って外国人が成田空港でマスクを着用している日本人が大勢いる光景を目にすると「非常に驚く」と説明した。

 また記事は、東南アジアや東アジアではバイクの運転時に排気ガスを吸い込まないようにマスクをする人が多いという点も紹介した。大気汚染が深刻な中国の都市部では汚染対策としてマスクを着用する人は多いが、伊達マスクをする中国人はいない。現在の中国では他人との交流を積極的に求める人が多いため、人との交流を避けるためにマスクをするという傾向はないと言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)