5日、環球時報によると、今年第1四半期における韓国のサービス業が過去最悪の赤字を記録したことが韓国中央銀行の統計で明らかになった。資料写真。

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2017年5月5日、環球時報によると、今年第1四半期における韓国のサービス業が過去最悪の赤字を記録したことが韓国中央銀行の統計で明らかになった。

韓国銀行が4日に発表した統計によれば、今年第1四半期の観光業や運輸業を含むサービス業界の収支が88億6000万ドル(約9950億円)の赤字となり、3月だけで赤字額が32億7000万ドル(約3670億円)に上った。

韓国メディア・アジア経済は、サービス業が大規模な赤字となった背景には高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対する中国の報復があり、特に観光業では第1四半期の赤字が37億4000万ドル(約4200億円)にまで膨れ上がったと解説。3月の訪韓中国人観光客数は前年同期比40%減となる延べ36万人にとどまり、3月16日〜4月9日は同63.6%減を記録したと伝えている。

中国人観光客の激減に対応すべく、韓国では東南アジアや日本の観光客の呼び込みに力を入れている。ただ、韓国銀行経済統計局のチョン・ギュイル局長は「すべてを穴埋めすることは到底不可能。2008年の金融危機以降、韓国観光業界の赤字が緩和されたのは中国人観光客によるところが大きかった。中国の報復措置が続くようなら、韓国の観光業は赤字から抜け出せなくなる」と語っている。(翻訳・編集/川尻)