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空気清浄機 購入前に知っておきたい3つのルール



目に見えないけどイオンの効果って何?

空気清浄機にはイオンを放出する機能を備えたモデルがあります。その効果としては、空気中のカビ菌やウイルスの抑制、タバコなどのニオイの除去などがあるとされています。また、イオン放出機能には、床に張り付いたホコリを取りやすくする効果もあります。

RULE01

単機能タイプと複合タイプ 空気清浄機の各メリットを知る

空気清浄機は加湿機能など付加機能をを搭載した複合タイプと、空気清浄機能に特化した単機能タイプに分けられます。複合タイプはスペースの限られる寝室や子供部屋などでも場所をとりません。単機能タイプは、複合タイプよりもフィルター交換の時期が短いですが、そのぶん性能が劣化しにくいメリットがあります。また、デザイン性の高いモデルが多いことも特徴です。それぞれのメリット・デメリットをしっかり把握した上で、選択してください。

単機能タイプ

【メリット】

・省スペース・フィルター交換

・不要タイプが多く低コスト

【デメリット】

・手入れが必要

・年々性能が低下する

複合タイプ

【メリット】

・初期性能が維持しやすい

・お手入れが楽

【デメリット】

・フィルターコストがかかる

・加湿器など追加の家電が必要

RULE02

適用床面積は正しく理解しつつ設置したい部屋の2〜3倍を目安に

カタログに書かれている「適用床面積○畳(○○屐法廚蓮日本電機工業会で定められた数値で、「5本のタバコを吸ったときに相当する空気の汚れを、30分でキレイにできる広さ」を表しています。ただ、実際の部屋では人などの動きで空気がかき乱されるため、この数値通りにはキレイになりません。予算が許す限り、大きいサイズを選ぶのがおすすめです。目安は、設置したい部屋の2〜3倍以上。空気清浄機は、“大は小を兼ねる”のです。



RULE03

フィルター性能重視かコストを安く済ませるか選ぶ

複合タイプを中心に、10年間フィルター交換不要の機種もありますが、長期間使用するとフィルターの目に微細なホコリが詰まるため、徐々に性能が落ちていきます。半年に1回など、フィルター交換を必要とするタイプは、1回5000円〜1万円ほどのコストが必要になりますが、交換することにより性能を一気に回復できます。フィルター交換の手間やコストが気になるのであれば、フィルターの寿命や価格をメーカーサイトなどでチェックしておきましょう。



幅広い選択肢から部屋に応じた物を選ぶ



花粉対策のみならず、PM2.5に代表される空気汚染物質や風邪予防など、空気清浄機は通年利用される家電として認知されてきています。そのため、数多くのメーカーが製品を投入し、そのタイプも様々で選択肢はかなり幅広くなっています。

市場の多くを占めるのは、加湿機能などを備えた複合タイプ。掃除機との2in1タイプやヒーターや扇風機と合体した製品も登場しています。1台で複数の役割を果たせるオールインワンの傾向はさらに進んでいくでしょう。

一方で、空気清浄機能に特化した単機能タイプにも根強い人気があります。こちらは、シンプルなデザインやメンテナンス性の高さに優れているのが特徴と言えるでしょう。

空気清浄機は移動させて使うことも可能ですが、設置した空間しかキレイにできません。そのため、1部屋に1台の設置が理想です。その空間の広さや求める機能に応じて選びましょう。

また、部屋の目立つところに設置することになるため、本体のデザインも選ぶ際には重要なポイント。

さらに、空気清浄機はフィルターの掃除や交換などを必要とする機器。フィルター交換不要の製品もありますが、加湿フィルターのメンテナンスなどは必要です。総合的なメンテナンスのしやすさやランニングコストについても、必ずチェックしておきましょう。

あなたのライフスタイルに最適な空気清浄機はこれ!



ちょい掃除にも使いたい人向け



三菱電機

iNSTICK HC-VXF30P

実勢価格:6万5000円

空気清浄機能を備えたコードレス掃除機。省スペースかつすっきりとしたデザインで、玄関や廊下などの狭小スペースに置くのもオススメだ。ふとん掃除専用のアタッチメントも付属。


▲サイクロン方式のコードレススティッククリーナーとして使える。玄関先での花粉侵入阻止、上着などの花粉を取り除くのにも役立つ。

小さい部屋に置きたい人に



ダイキン

加湿ストリーマ空気清浄機 MCK55T

実勢価格:4万9800円

スリムな本体に加湿機能を搭載。設置面積が少なく、ファンの音も静かなので、書斎や寝室に向いている。ボディカラーは3色でインテリアに合わせて選べる。適応床面積25畳。

デザインとパワフルさを求める人に



ブルーエア

Blue by Blueair

実勢価格:5万8860円

大風量かつ360度吸引なので、しっかり浄化したい人におすすめ。サイズはやや大きいが、北欧らしいムダのないデザインが空間に馴染む。適応床面積47畳。


▲フィルター交換は6カ月に1回が目安。ホコリや花粉を取り除くタイプ(写真)とニオイも吸着するタイプの2種類が用意されている。

扇風機、ヒーター機能が欲しい人向け



Dyson

Dyson Pure Hot + Cool Link

実勢価格:7万4304円

羽根のない扇風機にヒーター機能と空気清浄機能が加わった。設置面積がA4サイズ程度とコンパクトなので小さい部屋にも向いている。適応床面積8畳。フィルター交換は1年に1回が目安。


▲WiFi対応でスマホアプリから遠隔操作や、空気の状態を確認可能。使用状況や室内環境の履歴はグラフとして記録・確認できる。

文/戸井田園子

空気清浄機のスペシャリストはこの人!

家電コーディネーター 戸井田園子さん

性能、デザイン、価格などをトータルに評価する白物家電のプロフェッショナル。メディアへの執筆・出演の他、AllAbout「家電」ガイドもつとめる。

※『デジモノステーション』2017年5月号より抜粋

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