【警告】柏=なし C大阪=山口(58分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村航輔(柏)

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[J1リーグ10節]柏1-0C大阪/5月6日/柏

【柏 1-0 C大阪 PHOTO】クリスティアーノのラッキーなゴールで柏が4連勝!

【チーム採点・寸評】
柏 6.5
巧みなラインコントロールと激しい球際の攻防でC大阪の攻撃陣を封じた。相手の堅守を攻略できずに苦しんだが、プレスの意識を絶やさなかったことがクリスティアーノの“ラッキー弾”を生み、4連勝を飾った。
 
【柏|採点・寸評】 
GK
MAN OF THE MATCH
中村航輔 7
前半終了間際の杉本、後半終了間際の清武とふたつの決定機を阻止。特に清武のシュートはDFに当たってコースが変わる難しいシュートに反応したスーパーセーブだった。
 
DF
13 小池龍太 6
柿谷のボディフェイクに惑わされず、ボールをよく見て対応した。後半には数は少なかったが攻撃参加をして勢いをつける。
 
4 中谷進之介 6.5
杉本、山村とのエアバトルを制し、良いボールをゴール前に落とさせなかった。また、巧みなラインコントロールも完封勝利につながった。
 
5 中山雄太 6
ビルドアップでは普段より起点になる場面が少なかったものの、中谷とともに杉本、山村へのタイトなマークで仕事をさせず、守備面で高い貢献度を発揮。
 
22 輪湖直樹 6.5
リスク管理の意識を高く持ちカウンターの芽を潰す。55分にはフリーになった清武の折り返しに飛び込み、身を呈してピンチを防いだ。
 
MF
7 大谷秀和 6.5
セカンドボールへの執着心が凄まじく、五分五分のボールを何度も拾う。また、周囲の選手へのコーチングも怠らず、チームの集中力を切らさないキャプテンシーを存分に発揮した。
 
17 手塚康平 6(76分OUT)
持ち前のパスでC大阪の守備ブロック攻略の起点にはなれなかったが、相手のボールホルダーに対して臆することなく奪いにいき、守備面での向上を見せた。
 
19 中川寛斗 6
今回もハイプレスのスイッチを入れる役割を担い、90分に渡って走り抜いた。特に後半、GKキム・ジンヒョンのキックミスを何度も誘い、ラインを割らせたのは隠れたファインプレーだ。
 
FW
14 伊東純也 6(90+2分OUT)
ルヴァンカップ磐田戦で、敗戦につながるPK献上の汚名返上とばかりにゴールを狙い、両チームを通じて最多の3本のシュートを放つ。守備意識も高く、猛烈なプレスバックで相手からボールを奪い取った。
 
9 クリスティアーノ 6.5
ヨニッチのマーキングに苦しみ前線で孤立する場面が多かったが、チームのために献身的に走り、汗をかいた。その姿勢が、丸橋のクリアボールを身体に当て、ラッキーなゴールへとつながったのは間違いない。
 
8 武富孝介 6(65分OUT)
怪我明けのため65分で退いたが、他の攻撃陣同様に守備面で高い貢献度を見せた。身体の強さとターンの巧さを生かしてカウンターの起点にもなった。
 
交代出場
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 6(65分IN)
高いキープ力とテクニックを生かし、前線でボールを収めてヨニッチ、山下を翻弄。得点には至らなかったが、敵陣でプレーする機会を作り、リードした試合を優勢に進める要因に。
 
MF
37 細貝 萌 6(76分IN)
セカンドボールへの対応や中盤でのつなぎなど、スコア、時間帯、状況に応じたプレーで試合の流れを落ち着かせる。クローザーとしての役目を果たした。
 
DF
2 鎌田次郎 -(90+2分IN)
終盤、守備固めのために投入され、5バックのセンターでC大阪の猛攻を跳ね返し、ミッションを遂行する。
 
監督
下平隆宏 6.5
2日前のルヴァンカップの嫌な敗戦の空気を払拭し、再び戦う息吹をチームに吹き込んだ。C大阪の攻撃陣への十分な対策を講じ、3試合連続無失点の4連勝をもたらす。
【チーム採点・寸評】
C大阪 5.5
丸橋のクリアボールがクリスティアーノに当たってゴールが生まれる不運な敗戦だが、前半終了間際の決定機で先制点を奪っていれば結果は変わっていた可能性も。連続完封を続ける柏の守備をこじ開けられず、8試合ぶりの黒星を喫する。
 
【C大阪|採点・寸評】 
GK
21 キム・ジンヒョン 5.5
後半は中川のプレスの前にキックが乱れ、杉本と山村に良いボールを供給できず。ただ、アンラッキーな失点の責任は問えない。
 
DF
2 松田 陸 5.5(82分OUT)
前半は清武が中に入ってできた前線のスペースへ飛び出したが徐々にトーンダウン。クリスティアーノが左へ回ると、その推進力に押し込まれる結果に。
 
14 丸橋祐介 5
伊東のスピードに何度も翻弄され、後半には猛然と寄せてきたクリスティアーノにクリアボールを当ててしまい、致命的な失点を与えてしまう。
 
22 マテイ・ヨニッチ 6
クリスティアーノと激しいマッチアップを繰り広げ、失点までは相手のエースをほぼ完璧に抑えていた。
 
23 山下達也 6
ヨニッチとマークを受け渡し、クリスティアーノと渡り合う。ただ、後半途中から出てきたD・オリヴェイラの懐深いキープとドリブルには相当手を焼いた。
 
MF
6 ソウザ 5.5(72分OUT)
前半は起点となり、コンパクトな柏の陣形に揺さぶりをかける。後半は伊東のプレスバックでボールを失うなどミスも多く、72分で交代となる。
 
10 山口 螢 6
球際の強さ、ボールを奪い切る能力の高さを見せつつ、攻撃でも効果的にパスを散らし、攻守において存在感を示した。
24 山村和也 5.5(72分OUT)
柏の巧みなラインコントロールの前に良い状態でハイボールを競ることができず、中谷、中山に完全に消されてしまった。
 
46 清武弘嗣 6
柏のCB、 SB、ボランチの掴みづらいゾーンでパスを引き出し、攻撃にアクセントを与えた。後半アディショナルタイムの決定機は、食い止めた中村を賛えるべきだろう。
 
FW
8 柿谷曜一朗 6
前半終了間際に杉本へのパスで決定機を演出するなど見せ場もあったが、柏守備陣にスペースを消され、本領発揮とはいかなかった。
 
9 杉本健勇 5.5
開始早々のシュートチャンスを外し、前半終了間際の決定機もモノにできず。決めていれば流れが変わっていたかもしれないが……。

交代出場
7 関口訓充 5.5(72分IN)
清武と異なる持ち味で攻撃の活性化を試みたが、マッチアップした輪湖に抑えられ、流れを変えるには至らなかった。
 
15 木本恭生 6(72分IN)
交代早々、いきなり敵陣深い位置を突破し、ボックス内でチャンスを演出。その積極性と攻撃力を継続できていれば、その後の展開も変わっていたかもしれない。
 
DF
5 田中裕介 -(82分IN)
独力でボールを運べるクリスティアーノの対応に追われる。サイドを破られることはなかったが、攻撃へ出ていく機会もなかった。
 
監督
ユン・ジョンファン 5.5
アンラッキーな失点から形勢が逆転した後半は、関口と木本を同時投入する2枚替えの采配を見せたが奏功せず。柏のコンパクトな陣形とラインコントロールを打開する手立てに欠けた。

取材・文:鈴木潤(フリージャーナリスト)