4日、央視新聞は、日本滞在中の「銀聯カード」使用について、スキミング被害への注意を呼び掛ける記事を掲載した。写真は中国のカード。

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2017年5月4日、央視新聞は、日本滞在中の「銀聯カード」使用について、スキミング被害への注意を呼び掛ける記事を掲載した。

日本国内の大部分の商店や銀行ATMで「銀聯」マークを見かけるようになり、日本で買い物をする中国人観光客の利便性は大きく高まった。一方、日本の警察当局によれば、過去1年間で銀聯カードの偽造により32億円の現金が盗み取られたという。その手口は、カード情報を不法に盗み取るスキミングにより複製したカードで現金を引き出すというものだ。

スキミング被害が多発する背景には、カード利用者のセキュリティー意識が低いことのほかに、日本国内のセキュリティー対策が十分でないこともあるという。日本ではICチップ付きカードの普及率が低く、容易に偽造可能な磁気テープのカードがいまだに多く出回っているのだ。

一方で、被害抑制に向けた措置も進んでおり、多くの銀行が昨年より国外の銀行カードによる現金引き出し限度額を下げたほか、今年秋までに7〜8万台のATMを改良するとのこと。また、2020年までには大部分の決済端末のアップグレードも完了させるという。

中国人観光客が日本でスキミング被害に遭わないための対策として中国国内の専門家は「ICチップ付きのカードを使用する」「カード番号、暗証番号、有効期限、セキュリティーコードを厳重に管理し、情報入力時には盗撮されないよう周囲を遮る」「カード裏側の署名欄にちゃんと署名しておく」「異常に気付いたらすぐに銀行に連絡して被害を最小限に食い止める」の4点を挙げている。(翻訳・編集/川尻)