HAKUTOとTeamIndusの代表がスペシャルトークセッションを開催!

KDDIとispaceが4月21日に宇宙ミュージアムTeNQ(東京文京区)にて『au×HAKUTO民間月面探査チーム「HAKUTO」スペシャルイベント in TeNQ』のメディア向けイベントを開催した。イベントにはHAKUTO 代表の袴田武史氏とインドから来日したTeamIndusのスリダー・ラマシュバン氏によるトークセッションおよびローバー「SORATO」とTeamIndusのローバーの走行デモンストレーションが行われた。

HAKUTOが取り組む人類初の月面探査レースは、XPRIZE財団によって運営される総額3,000万ドルの賞金が出る国際レース「Google Lunar XPRIZE」だ。世界10ヶ国以上16チームの民間組織が競い合い、2017年1月最終フェーズに生き残ったファイナリスト5チームが2017年12月、月面で過酷なミッションをこなす。

KDDIは、月面と地球を繋ぐ通信の分野に関する開発を担当。HAKUTOは今回来日したTeamIndusのロケットに相乗りするパートナー契約を結んでいる。今回はこのイベントを写真と動画で紹介していく。


袴田氏の挨拶に続いて登壇したKDDI 理事 コミュニケーション本部長の山田隆章氏は「昨年3月のスタートからあっという間の1年だった」と振り返り、「宇宙空間での通信という未知への挑戦でございますけど、HAKUTOのメンバー皆様と一緒に熱い思いを一つにして開発を続けて参りました。これからチャレンジ終了まで強力にサポートさせて頂きたいと思います」と話した。


スリダー氏とのトークセッションで袴田氏は「宇宙開発はグローバルでやっていく事業だと思いますし、インドは重要なパートナーだと思っています。今回のミッションの後も協力して宇宙産業を一緒に盛り上げて行きたい」と語り、スリダー氏もそれに賛同した。

今後の展望について袴田氏は「HAKUTOを運営するispaceというスタートアップのベンチャーによって今後は月面探査を継続的に実行できるような世界を作っていきたいと思っています」と話す。月面探査によって将来的には水資源を開発することで宇宙に経済圏を作っていきたいというビジョンを明かした。


スリダー氏は「今回の経験をプラットフォームとしてさまざまな宇宙の課題を解決していきたいと思っています。アジアのチームであるTeamIndusとHAKUTOのようにアジアの問題はアジアで解決していくことが重要で、アジアだけではなく世界の問題もアジアを拠点に解決していきたい」と語った。

【今回行われたスペシャルイベントを動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/sb5EnFsTzuA


イベント終了後、ローバーの走行デモンストレーションが行われた。シンプルな形状のSORATOに対して、ロボットのようなデザインのTeamIndusのローバーという個性の違いがハッキリとしていて面白い。


SORATOは現在、最終開発段階ということで引き続きクラウドファンディングによるサポーターを2017年12月31日のGoogle Lunar XPRIZEレース終了まで募集を受け付いる。



記事執筆:mi2_303


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