Appleによる買収の可能性がある企業として、先日も話題になったDisneyのほか、電気自動車のTesla、動画配信のNetflixHuluなど7社の名前を、国際金融サービスCiti Groupのアナリストが挙げています。

約28兆円の現金の9割超を海外に置くApple

Appleは、2,500億ドル(約28兆円)超の巨額の現金を保有していますが、その9割以上を海外に置いています。グローバル企業に海外で保有する資金を米国内に還流させることを条件に法人税を引き下げる、ドナルド・トランプ大統領の政策を受けて、Appleが資金を米国内に引き揚げた後の使い道が議論を呼んでいます。
 
先日、RBCのアナリスト、アミッド・ダーリャナニ氏が、Appleが約2,370億ドル(約26兆7,000億円)でDisneyを買収するのではないか、との予測を発表して話題となりました。

Appleの買収対象として7社を挙げる

このほど、Citi Groupのジム・スバ氏が顧客向けに発表したレポートでは、Appleは海外から引き揚げた資金の大半を自社株買いまたは買収に資金を使うと予測し、買収候補として以下7社の名前を挙げています。
 

Disney(テーマパーク運営ほか、各種メディアを保有)Netflix(オンライン動画配信)Hulu(オンライン動画配信)Tesla(電気自動車)Activision Blizzard(ゲームソフト)Electronic Arts(ゲームソフト)Take Two Interactive Software(ゲームソフト)

 
スバ氏は、Appleによる買収候補は、戦略の一致、グローバル規模、取引額、戦略以外の資産、Apple株価への影響といった要因を考慮して選定したと述べています。
 
しかし、スバ氏の予測について米メディアReutersは、同氏のアナリストとしての格付けが5段階中3番目と高くないとして、懐疑的に報じています。

AppleによるTesla買収説、2014年にも

Appleは現在、自動運転車の路上走行テストを開始していますが、Appleによる自動車開発が噂になるよりも前の2014年2月、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)とTeslaのイーロン・マスクCEOが面談したとの情報から、AppleによるTesla買収の噂が持ち上がりました。
 
 
Source:Reuters
(hato)