『追憶』の降旗康男監督は82歳!キャスト陣も最敬礼

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降旗康男監督と木村大作キャメラマンが9年ぶりにタッグを組んだヒューマンミステリー『追憶』の初日舞台挨拶が5月6日にTOHOシネマズ日劇で開催され、岡田准一、柄本佑、安藤サクラ、降旗監督、木村大作が登壇。岡田が「大先輩、レジェンドの方とのお仕事。言葉は悪いかもしれないですが、おじいちゃん……」と82歳の降旗監督と77歳の木村を見て、にっこり。「『日本のご高齢のみなさん元気だぞ!』と現場でもすごく感じさせていただいた」とユーモアを交えて、二人の血気盛んな仕事ぶりを称えた。

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本作は、ある殺人事件の刑事、容疑者、被害者として25年ぶりに再会した幼なじみ3人が辿る壮絶な運命を描く物語。

岡田は「大先輩に教えを請いながら、たくさんのものを学ばせていただきながら過ごさせていただいた」と感激しきり。安藤も「映画史の中の存在の人。自分が一緒に並んで初日を迎えているのが、とても不思議な感覚」と喜びを語り、「次の世代に自慢してやるぜ!という気持ちと、自分もずっと監督たちのように、映画に楽しく携わる存在でありたいという希望をたくさんいただいた」と大いに刺激を受けた様子だった。

キャスト陣の言葉を聞いた木村は「おじいさんではありません!」と用意されたマイクを使わずに大声で訴えて、会場の大爆笑をさらった。これには岡田も「すいません!」と謝り倒していたが、木村は「映画の世界に入って、今年ちょうど60年目です。もうすぐ78(歳)になります!」と続け、会場から大きな拍手を浴びていた。

降旗監督は「若い人たちと付き合って、生きていく元気をいただきました」と感無量の面持ち。岡田は「監督と大作さんが緊張をされている」と初日を迎えた印象を語り、「すごい思いがあって、ここにいらっしゃる。その場所に一緒にいられることが、すごく幸せ」と胸の内を明かした。

キャスト陣から二人に、花束と“追憶”と刺繍の入ったハットをプレゼントする一幕も。岡田が「これから映画を何本もどんどん作っていってください」とメッセージを贈ると、木村が「次の作品がなかったら、僕がツッコミで降旗さんがボケで、二人で漫才で生活をしていきます!」と再び“大作節”を炸裂させ、会場を笑わせていた。【取材・文/成田おり枝】