『5月6日はなんの日?』世界を虜にした大女優、マレーネ・デートリッヒの命日

 5月6日はドイツ出身の女優・歌手、マレーネ・デートリッヒの命日。

 マレーネ・デートリッヒは1901年12月27日、ドイツ・ベルリン生まれ。1920年代からドイツ映画界で女優として活動していたマレーネ。彼女の舞台を観たアメリカ人映画監督ジョセフ・フォン・スタンバーグに見初められ、1930年にスタンバーグが監督を務めたドイツ映画界最初のトーキー映画『嘆きの天使』のヒロインに抜擢、同年に映画『モロッコ』でハリウッド・デビューを果たす。以降、『上海特急』(1932年)、『ブロンド・ヴィナス』(1932年)、『恋のページェント』(1934年)とスタンバーグとのコンビで主演女優としての地位を確立し、圧倒的な美貌と“百万ドルの脚線美”といわれる抜群のルックスで世界中を虜にした。

 映画界を代表する大女優となったマレーネだったが、その官能的な歌声を武器に50年代からは歌手としての活動を本格化。その際にマレーネがパートナーに選んだのが、若き日のバート・バカラックだった。バカラックはマレーネのショーの指揮、伴奏、アレンジなどを担当したことでその才能を見事に開花させ、音楽界の注目を集める存在となった。バカラックとのタッグによって歌手としても成功を収めたマレーネは、1975年の引退まで日本を含む世界各地でショーをおこない、その歌声で多くのファンを魅了した。引退後はフランス・パリのホテルでひっそりと暮らし、1992年5月6日、90歳の大往生の末にこの世を去っている。