2日、米華字メディア・多維新聞は、日本の大学生が中国に対して興味を示さなくなっているとする日本メディアの報道を伝えた。資料写真。

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2017年5月2日、米華字メディア・多維新聞は、日本の大学生が中国に対して興味を示さなくなっているとする日本メディアの報道を伝えた。

記事は、亜細亜大学の藩雲涛教授が行っている日中学生交流活動「鑑真プロジェクト」の状況について紹介。昨年実施した同プロジェクトでは参加する日本人学生を集めるのに苦心し、最終的に日本全国で18人しか応募がなかったとした。同プロジェクトは政府が費用を負担することになっているが、それでも日本人学生の反応は冷たかったという。

藩教授によると、「日本の学生は日中両国間の領土問題や歴史問題に対して極めてナイーブになっており、中国へ行くのは危険と感じている。そして、中国のトイレは汚いなどといった旧来の偏見も持っている」とのことだ。

パスポートを取得して海外に出かける日本の若者は増加傾向にあるようだが、その渡航先の多くは東南アジアや台湾で、中国語を勉強している学生ですら中国旅行に行きたがらないという。理由を尋ねると、政治問題以外に「国としての魅力がない」「憧れる人物がいない」「文化的な魅力がない」といった理由が並ぶという。

記事はまた、日本の観光業界からの情報として「中国人の訪日旅行が盛んになる一方で、日本人の中国旅行への情熱はますます冷めている」と紹介。中国で仕事をする日本企業の職員が「日本に戻る飛行機も、中国に行く便も、中国人でいっぱい。旅行にしろビジネスにしろ中国に行く日本人はどんどん少なくなっている」と語ったことを伝えている。(翻訳・編集/川尻)