日本旅行に訪れた中国人観光客がこのほど、念願だった富士山観光についてつづっている。個人旅行ではなく、ツアーに参加したことで、不愉快な出来事もあったそうだが、それを吹き飛ばす富士の絶景に感動したという。

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日本旅行に訪れた中国人観光客がこのほど、念願だった富士山観光についてつづっている。

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今日は今回の日本滞在で最も大切な日だ。夢の中で追い求めた富士山観光。ネットで東京からのルートや現地の宿などを調べ、自分たちだけで行くことも考えた。だが現地での観光の便なども考慮し、ツアーに参加することにした。

朝6時過ぎに出発し、旅行会社から指定された集合場所に向かう。朝の東京の地下鉄は思いの外空いていた。北京の地下鉄駅の3分の1といったところか。

約束の時間通りに集合場所に到着したが、ツアーでは時間を守らない人がいるのが常だ。遅れてきた人のためにバスの車内で40分も待たされた。さらに最悪なことに、ツアーガイドの中国人が素人丸出しで、本当に資格を持っているのかと疑いたくなるほどだった。

天気も曇り空で、富士山を見ることができるのかと少し心配になってきた。途中のサービスエリアでの休憩中も、空はまだ曇ったまま。だが河口湖、冨士浅間神社の順に見学したところで奇跡が起きた。願いが通じたのか、空が晴れ渡り、「恥ずかしがっていた」富士山がその姿を見せてくれたのだ。山肌の青と山頂の白、それに雲を加えた美しい景色に興奮した一同は、バスの窓から一斉にカメラのシャッターを切った。

時間にルーズな他のツアー客。素人丸出しのガイド。不愉快なこともあったが、富士山を見ることができたので十分に満足できる旅だった。(翻訳・編集/柳川)