元日本代表の呂比須ワグナー氏【写真:Getty Images】

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 ブラジル全国選手権2部のパラナは、同クラブを率いていた呂比須ワグナー監督が5日付で退任したことを発表した。日本からのオファーに応じるためではないかとも報じられている。

 クラブは呂比須監督の退任について、「外国から断りきれないオファーを受けたため」だと説明。『ガゼッタ・エスポルチーバ』などブラジル複数メディアは、同監督に届いているオファーは日本からのものだと伝えた。

 ブラジル出身の呂比須氏は現役時代、1987年から日本でプレー。1997年には日本に帰化し、日本代表としてフランスW杯アジア予選の突破に貢献した。日本にとって初出場となった同W杯本大会にも出場している。

 2002年の現役引退後は指導者の道へ進み、母国ブラジルで多くのクラブを率いてきた。2012年にはガンバ大阪の監督就任に迫りながらもライセンスの問題のため実現せず、セホーン監督のもとでヘッドコーチを務めることになったが、成績不振のため同監督ともども5試合でクラブを去る結果に終わった。

 今年から就任したパラナでは、州選手権などで22試合を戦って勝率65%という好成績を収めていたという。来週末には全国選手権2部が開幕するというタイミングでの突然の退任は、日本へ戻ってくるためなのだろうか。

text by 編集部