MLB開幕から1カ月、日本人プレーヤーのここまで

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 開幕から1カ月が過ぎたアメリカ・メジャーリーグ。今シーズンはここまで8人の日本人プレーヤーがメジャーの舞台で活躍を見せている。

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 5日は、シカゴ・カブスの上原、マイアミ・マーリンズの田沢が登板。それぞれ1回を投げ、3者凡退に抑えた。上原はメジャー通算400登板を果たしており、共に新天地に移った今季も貴重なリリーフとしての役割を果たしている。

■今シーズンも世界を魅了する日本人プレーヤー 5月に入っても日本人選手の奮闘ぶりが伝わってきている。

 田沢と同じマーリンズに所属のイチローは4日のレイズ戦にスタメン出場、4打数1安打の他、守備でも試合を締めくくるスライディングキャッチを見せるなど、出場機会を得た際には変わらぬハイパフォーマンスを披露している。18年連続となるメジャーでのホームランも既に記録、『レジェンド』は衰えることなく今シーズンも観る者を魅了する。

 同じ4日にはヤンキースの田中将大も登板し、先発として6回1/3を投げ被安打8、2本の本塁打を許し4失点を喫するも大量点に助けられ、4勝目を手にしている。3年連続となる開幕投手を務め、序盤は苦しみながら3度目の登板となった先月15日からこれで4連勝、ようやく本来の調子を取り戻してきた。

 シアトルマリナーズの岩隈は6度目の先発のマウンドでも初勝利をもぎ取ることが出来なかった。4日のエンゼルス戦、序盤からテンポよく抑え、5回には打球が膝に直撃するアクシデントに見舞われながら勝ち投手の権利を得たものの、6回途中でマウンドを降りた後、後続が捕まり岩隈の勝ちはつかなかった。昨年16勝を挙げた右腕は、好投を続けながらも、もがき苦しんでいる。

 3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での雄姿が記憶に新しいアストロズの青木宣親はコンスタントに出場を続け、先月から好調を維持している。打率も.290を越える成績を残しており、5月に入っても西地区首位を走るチームにとって欠くことのできない存在だ。目の前に迫った日米通算2千本安打という偉業も順当に成し遂げてくれるだろう。

 6日にはドジャースの前田健太、レンジャースのダルビッシュ有の先発が予定されている。両者とも4月中はもう一つ波に乗り切れない中、前回の登板では共に好投し白星を挙げている。5月、そして夏に向けてここから巻き返しを期待したい。