韓国で大気汚染スモッグの新たなリアルタイム観測システムが開発された。写真は4日、北京の砂嵐。

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2017年5月3日、参考消息網によると、韓国で大気汚染スモッグの新たなリアルタイム観測システムが開発された。

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韓国紙・東亜日報によると、韓国の光州科学技術院は2日、微細顆粒の成分をリアルタイムで分析可能なシステムの開発に韓国国内で初めて成功したことを発表した。システムはレーザー制御技術とイオン質量分析技術を組み合わせて開発されたもので、研究開始から5年の歳月をかけて完成。今後さらに小型化し、製品化を目指す。

これまでにも顆粒物のリアルタイム分析装置はあったが、国外から1台5〜6億ウォン(約5000〜6000万円)という高額で輸入したものだという。研究グループ代表者の朴基洪(パク・キホン)教授は「輸入品に代わって効果を発揮するのみならず、微細顆粒物を含めた国内の浮遊物関連研究の先進化も期待できる」とコメントしている。

韓国でも大気汚染によるスモッグが発生しており、中国の汚染物質が風に乗って流れてきているとの見方もある。今回開発されたシステムでは、より精密なスモッグ予報を出すことができるようになるほか、汚染物質が中国からやって来たかどうかを分析することもできるという。(翻訳・編集/川尻)