※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
新潟 5
川崎の攻撃を押さえ込みつつカウンターで一発を狙うというスタイルは悪くない。ただ、先制された後の試合運びに単調さを感じた。いいところもあったが、攻守で中途半端な感じの試合になってしまった。
 
【新潟|採点・寸評】
GK
1 大谷幸輝 5
3失点はいずれも際どいものだったが、逆に言うと防げたのではと思わせるシュートでもあった。そういう意味でマイナス評価とした。
 
DF
19 矢野貴章 6(28分OUT)
負傷による28分の交代までは攻守にハードワークできていた。車屋紳太郎との1対1をもっと見たかっただけに、残念な交代となった。
 
50 富澤清太郎 5
序盤こそ堅さを見せて川崎の攻撃陣を抑え込むが、試合が進むに連れて対応が曖昧に。結果としての3失点は残念だった。
 
4 ソン・ジュフン 5
クロス対応や前の守備に強さを見せたが、速い崩しや横の展開についていけず。連係を含め、局面での対応を高めていきたい。
 
34 原 輝綺 5.5
守備面では、競り合いで激しくぶつかり相手に楽なプレーを許さず。攻撃では積極的に仕掛けの意識を見せていた。結果につながらなかったのが悔やまれる。
 
MF
30 ロメロ・フランク 6(63分OUT)
小泉との連係で中盤を締める。前半途中までは非常に機能していたが、結果に結びつけられなかった。
 
8 小泉 慶 6(73分OUT)
前半の川崎の苦戦は、小泉の働きによるものが大きかった。設定していたエリアに入り込んできた川崎の選手を連動した守備で囲い込み、最終ラインの前に壁を作った。
 
13 加藤 大 5.5
高い位置からの守備で貢献しつつ、攻撃の局面では周りの選手との好連係を見せた。ただ、あまり目立ったプレーは見せられなかった。
 
10 チアゴ・ガリャルド 6.5
フラフラと狙い所を定められないようポジションを取り、攻撃で貢献。また川崎ボールをからめ取る1対1の守備の上手さはハイレベルなものだった。セットプレーでも川崎を脅かした。
 
FW
9 山崎亮平 5.5
前半は守備面で貢献。プレスバックして連係して川崎ボールを囲い込むなど試合の流れを手繰り寄せた。ただ、FWとして求められるゴールを呼び込めなかったのは残念。
 
FW
49 鈴木武蔵 5
ホニの穴を埋めるべくカウンターに関わったが、シュートを打つまでには至らず。決定的な仕事の量を増やしたかった。
 
交代出場
DF
24 川口尚紀 5.5(28分IN)
前半途中にアクシデントにより交代出場すると、守備面で奮闘した。ただ、川崎の連係した崩しにやられる場面もあり、課題が残った。
 
18 成岡 翔 5(63分IN)
2点を追いかける状況で投入され、シュートを放つ場面もあったが、狙いすましたシュートも決めきれず。チームに反撃の機運をもたらせなかった。
 
MF
29 森 俊介 5(73分IN)
追撃するチームに勢いをもたらすべくピッチに立つが、思うように力を発揮できず。車屋に対して仕掛け、CKを奪うなどのプレーを見せたが、得点には絡めなかった。
 
監督
三浦文丈 5
厳しい守備を背景に前半は悪くない展開だったが、先に失点したチームを立て直せなかった。交代策も思うように機能させることができなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)